又吉直樹絶賛!「観光地」を巡り、日本の近代の足跡をたどる傑作ノンフィクション『観光地ぶらり』

株式会社 太田出版

2024.03.04 17:00

絶景のなかに、何を見るか。

話題作『ドライブイン探訪』の著者・橋本倫史によるエッセイ連載『観光地ぶらり』がこのたび待望の書籍化。3月27日(水)発売決定、および書籍のデザインが本日発表となりました!

太田出版より3月27日(水)刊行となる『観光地ぶらり』は、各地の「観光地」を巡り、日本の近代の歩んできた足跡をたどる傑作ノンフィクション・エッセイ。OHTABOOKSTANDでのウェブ連載に加筆修正し、書籍となった。帯には、お笑い芸人で小説家の又吉直樹がコメントを寄せている。

「行列に並んで観る絶景も悪くないが、
そこで生活する人々の呼吸を聞き、
その土地と対話する姿勢に感動を覚えた。」
——又吉直樹 

著者が訪れた「観光地」は以下の通り。

道後温泉 いつか旅は終わる
竹富島 人間らしさを訪ねる旅
摩耶山 ひとつひとつの電灯のなかにある生活
猪苗代 結局のところ最後は人なんですよ
羅臼 人が守ってきた歴史
横手 店を選ぶことは、生き方を選ぶこと
しまなみ海道 昔ながらの商店街にひかりが当たる
五島列島 世界は目に見えないものであふれている
広島 この街にいた誰かを思い出す
登別・洞爺 絶景、記憶をめぐる旅
(『観光地ぶらり』目次より)

旅とは、生活とは、歴史とは、世界とは、生きることとは……。旅先の景色や出会いとともに、思考する一冊。橋本倫史・著『観光地ぶらり』は、2024年3月27日(水)より順次発売。四六判ハードカバー、384ページ、2,750円(本体2,500円+税)。装画はヒロミチイト。なお、連載『観光地ぶらり』の一部は、引き続きOHTABOOKSTANDで閲覧可能。

著者プロフィール

橋本倫史(はしもと・ともふみ)

1982年東広島市生まれ。物書き。著書に『ドライブイン探訪』(ちくま文庫)、『市場界隈 那覇市第一牧志公設市場の人々』、『東京の古本屋』、『そして市場は続く 那覇の小さな街をたずねて』(以上、本の雑誌)、『水納島再訪』(講談社)がある。(撮影=河内彩)

書誌情報

『観光地ぶらり』

著:橋本倫史      装画:ヒロミチイト  定価:2,750円(本体2,500円+税) 
発売:2024年3月27日  判型:四六判上製 
ページ数:384ページ  ISBN:978-4-7783-1925-0
太田出版書誌ページ:https://www.ohtabooks.com/publish/2024/03/25193314.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4778319257

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