⇒『社会保険労務士の世界がよくわかる本』

年々増加する人気国家資格「社会保険労務士」

労働・社会保険に関する法律のエキスパート＝社会保険労務士（略称「社労士（しゃろうし）」。

企業を運営するためには「ヒト・モノ・カネ・情報」という経営資源を最大限活用することが求められますが、社労士は「ヒト」の専門家であり、人材や組織に関する問題解決や活性化を通じて、事業の健全な発展と労働者等の福祉の向上を推し進める大切な役割を担っています。

人気国家資格で、その登録者は年々増加しており、2023年3月末時点で4万4870人、弁護士とほぼ同じ人数となりました（『社会保険労務士白書2023年版』）。

専門的知識はもちろん、労務管理や各種保険についての相談・指導・申請業務、個別労働関係紛争の解決手続の代理など、きめ細かな対応が求められることも多く、主な士業の中では女性の比率が極めて高く、30%を超えて推移しています。

社会保険労務士として活躍したい方は必読！

社労士をめざす人は多いものの、ふだん接することが少ないため、「どんな仕事をしているのか？」「将来性はあるのか？」など実態がみえずに諦めてしまう人も少なくありません。

そこで、業界で長く活躍するカリスマ社労士６名が集結。これから資格を取得し、専門家として頑張りたい方々の疑問や不安を解消すべく、これまでに培った経験知や独自のノウハウをまとめたのが本書です。

　・そもそも「社労士」とは何か
　・社労士試験を受ける人におすすめの勉強法
　・開業する前に知っておきたいこと
　・スキルアップのために日頃どんな勉強をしているのか
　・顧客開拓やサービス開発はどうしているのか
　・「自分の強み」をどのようにつくっていったのか
　・依頼の多い業務やこれから増えそうなニーズは何か　etc. 

社労士試験の受験（※）を検討中の方から、資格取得者でこれから活躍の場や仕事の幅を広げたいという方まで役立つ内容です。

※第56回（令和６年度）社会保険労務士試験の詳細は令和６年４月中旬に公示予定（申込みは例年４月中旬〜５月末）

【目次】
CHAPTER0　｢社会保険労務士」とはどんな資格なのか  (大津章敬)
CHAPTER1　社労士試験を受ける人が知っておきたいこと  (林 由希)
CHAPTER2　社労士として開業する人が知っておきたいこと  (中村秀和)
CHAPTER3　未経験からの実務能力をどう磨いていくか  (出口裕美)
CHAPTER4　顧客開拓・サービス開発をどう進めるか  (安中 繁)
CHAPTER5　ぶれない経営に必要なマインドセット  (下田直人)
CHAPTER6　INTERVIEW トップランナーが語る社労士の未来
　　　　　　●社会保険労務士法人大野事務所 代表社員 大野 実
　　　　　　●東京大学社会科学研究所 教授 水町勇一郎

著者Profile

大津 章敬（おおつ あきのり）…社会保険労務士法人 名南経営 代表社員
林 由希（はやし ゆき）…ラクシュミー社会保険労務士事務所 所長
中村 秀和（なかむら ひでかず）…中村社労士事務所、株式会社ココフル 代表
出口 裕美（でぐち ひろみ）…社会保険労務士法人出口事務所 代表社員
安中 繁（あんなか しげる）…ドリームサポート社会保険労務士法人 代表社員
下田 直人（しもだ なおと）…社会保険労務士事務所エスパシオ 代表

書誌情報

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