「松山の偉人勝田銀次郎と陽明丸の大航海パネル展 」9月28日まで開催中

株式会社海栄館

2022.09.12 10:00

1920年、約900人の難民を3カ月かけて送り届けた大航海

奥道後 壱湯の守(愛媛県松山市末町)は、「松山の偉人勝田銀次郎と陽明丸の大航海パネル展」を本館4階ロビーにて9月28日(水)まで開催しています。 奥道後 壱湯の守では、様々な展覧会を実施していることから、このほど、同じ郷土の偉人を知っていただく展覧会として7月28日から同展覧会を始め約5,000人の方に観ていただきました。8月31日までの予定のところ9月28日まで延期することとなりました。

■松山の偉人勝田銀次郎と陽明丸の大航海パネル展について

・期間:9月28日(水)まで

・場所:4階ロビー

・入場料:無料

・内容:第一次世界大戦末期の1917年にロシアで起こった「10月革命」の影響で、婦人(87人)・子ども(779人)の難民のほか約900人が行き場を失い、アメリカ赤十字社の保護のもとシベリアで2年以上留めおかれており大戦後、この人々の送還が国際問題になったが、どの国も引き受けないという状況だった。そんな中、松山出身の勝田銀次郎氏が輸送業務をかって出て、自社の貨物船「陽明丸」を多くの子どもたちが寝泊まりできるように客船仕様に改装。アメリカ赤十字社の傭船として煙突に赤十字のマークを施し、1920年7月、ウラジオストックで難民を乗せ、地球を右回りし、サンフランシスコ、パナマ運河、ニューヨークを経てフィンランド・ヘルシンキまでの約3か月に及ぶ航海の末、送り届けた。そして難民たちは無事、故郷のペトログラード(現・サンクトペテルブルグ)にたどり着いたという。

・展示の内容に関するお問い合わせは

主催:愛媛の海偉人 勝田銀次郎顕彰会
監修:松山兎月庵 文化歴史館 https://togetsuan.jimdofree.com/

 

 

 

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種類
イベント

カテゴリ
観光・レジャー