【子どもに関わる職業の性犯罪歴を確認する「日本版DBS」、年明けから本格議論に】

　直近、教師や保育士等による子どもへの性犯罪が後を絶たない状況が続いています。2023年末、こども家庭庁は、子どもと接する職場で働く人に性犯罪歴がないことを確認する「日本版DBS」についての法案概要をまとめました。学校、認定こども園、保育所、児童養護施設等で性犯罪歴を国が発行する書面で確認することが義務づけられており、前科が判明した場合は子どもと接しない業務に異動するなど、子どもの性被害を未然に防ぐ狙いです。同庁は、学習塾、スイミングクラブ等の習い事等の事業者まで範囲を広げるか、前科がある場合の期間についての議論の調整を急いでいます。

【男性保育士ならでは保育現場での悩みも】

　相次ぐ子どもへの性犯罪や日本版DBSの議論を受け、男性保育士が働く保育現場でも様々な声が上がっています。ホイクタスを利用している男性保育士からは「4歳の女児を膝の上に乗せて遊んでいたら、他の保育士からあまりやらないで欲しいと言われた」、「男性保育士のクラスは嫌だと保護者から言われた」等の声も上がっています。

　男性保育士は、女性より体力や腕力があるので力仕事が得意、保護者(父親)とのコミュニケーションをしやすいなどのプラスの一面もある一方、男性保育士自身は何かしらの悩みを抱えています。ホイクタスを利用した保育士からは、「保護者からおむつ替えが嫌だと言われたのでホイクタスで相談したところ、おむつ替えの際は女性の保育士も横につくなど具体的な解決策の意見交換が出来ました」との声も上がっており、保育現場での悩みをホイクタスで相談することで解決しています。

　2月7日には、東京都大田区のディルーカ保育園 新蒲田園にて「日本版DBS」を始め、男性保育士の悩みについて、保育士として働く男性に顔出しでインタビューすることが可能です。保育風景の撮影もしていただけます。

【元男性保育士の原体験がサービスのきっかけに】　

　ホイクタスは、自身も男性保育士として働いていた経験のある事業開発責任者の石井がきっかけです。石井は長年の保育士経験の中で、保育士の保守的かつ閉鎖的な環境に疑問を感じていました。特に男性保育士は他業種と比べて横の繋がりが少なく、親御さんに心配させないようになどの気持ちが先行し、保守的な行動になりがちです。違う園の保育士同士で日々の悩みを相談・解決し、新たな保育ノウハウを蓄積する場を広めていきたいとの思いでホイクタスを開始しました。石井へのインタビューも可能です。

【保育士同士で悩みをシェア&解決するコミュニティー】　

　保育士向けメディア「ホイクタス」は男性保育士を始め、保育現場での様々な悩みを相談し、解決が出来るとして人気を集めており、現在の登録者は800名近くとなっています。ホイクタスは、悩みの共有を目的とする掲示板サイトから一歩進んだ、保育士同士で悩みの解決策を考えるサイトです。悩みを投稿すると、他の保育士が具体的な解決策やアドバイスを返信します。さらには、その返信に対して実践した報告や、意見交換が出来ます。一般的な掲示板との違いは、真偽の確認が必要な投稿について、保育士資格を持つ人や専門的な知識を持った人が確認した上で公開される点です。利用した保育士からは、「自分の園以外の男性保育士と意見交換が出来るので、とても助かっている」との声も上がっています。

ホイクタス サービスサイト：https://hoikutasu.com/

【保育園取材】

日本版DBSを始め、男性保育士の悩みについて、保育士として働く男性にインタビューして頂けます。その他、保育士不足など保育の現状全般についてインタビューすることが可能です。保育風景の撮影もしていただけます。

※個別日程調整、顔出し可能

◆日時：2/7(水) 10:00～12:00

◆場所：東京都大田区新蒲田1-5-1『ディルーカ保育園 新蒲田園』

【会社概要】

会社名　：株式会社dott

代表　　：代表取締役　浅井 渉

本社　　：〒110-0015　東京都台東区東上野6-20-3 長谷川ビル2階

事業内容：保育士向けメディア〈ホイクタス〉運営

URL　　 ：https://thedott.io/