【導入事例・前編】東京慈恵会医科大学様にインタビュー!日本医学の最先端大学が実施するeラーニングと教育の融合とは?前編・後編に分けてお届けします

株式会社イオマガジン

2023.12.15 13:40

株式会社イオマガジン(本社:東京都港区、代表取締役:成家勉 ※以下、イオマガジン)は、世界240カ国以上、約3億2千万人が利用するeラーニングシステム「Moodle(ムードル)」を、さらに使いやすくカスタマイズしたeラーニングシステム「IO Moodle(イオムードル)」の、導入・カスタマイズ・運用するサポートを行っております。

イオマガジンが継続的にサポートをしている東京慈恵会医科大学様にインタビューを実施いたしました。インタビューの内容を「Moodle導入事例・前編」として記事にまとめ、2023年12月15日(金)に公開したことをお知らせします。

※尚、インタビューの内容は前編・後編に分けて公開します。

インタビューでは、Moodle(ムードル)を導入することにした当時の状況や、導入後の変化、Moodle(ムードル)のカスタマイズ例など、東京慈恵会医科大学様の経験談として具体的に答えてくださいました。

導入を検討している方、まだ迷われている方の参考になる内容です。ぜひご覧ください。

【東京慈恵会医科大学様の記事はこちら】https://www.io-maga.com/2023/12/casestudy20231215/

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事例インタビューサマリー:東京慈恵会医科大学様
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大学名 東京慈恵会医科大学様

事業内容 医学・看護の専門大学/大学院/大学病院を運営

URL    http://www.jikei.ac.jp/univ/

1881年(明治14年)に創立された成医会講習所が起源となる、私立の旧制大学では最も古い単科の医科大学。慶應義塾大学医学部、日本医科大学とならび、「私立医大御三家」と呼ばれている。2019年末から始まった新型コロナ禍以前より、eラーニングシステム「Moodle(ムードル)」の導入を行い、医師や看護師への社内研修や、学生への遠隔授業を充実化させてきた。その後、2020年以降は、新型コロナ治療の最先端拠点のひとつとして、献身的な対応を行いながら、学生や医師、看護師の学びを止めずに、さらに強化するべく、授業や研修をeラーニングで積極的に行なっている。前編である今回は、教育センターで医学・看護学の教育支援を、ご担当されている塩原憲治氏(以下、塩原氏)に話を聞いた。

── 学校や病院について教えてください。

塩原氏東京慈恵会医科大学は、学祖・高木兼寛が1881年5月1日に開設した、成医会講習所が前身になって、1921年(大正10年)に大学に昇格して東京慈恵会医科大学となりました。

大学には医学部(医学科・看護学科)、大学院(医学系専攻・看護学専攻)、慈恵看護専門学校、慈恵第三看護専門学校、慈恵柏看護専門学校があって、約1,800名(2021年現在)の学生が在籍しています。

そして附属病院(本院)、葛飾医療センター、第三病院、柏病院の4つの附属病院があります。附属病院は、新外来棟・母子医療センターが2020年4月に開設され、特定機能病院、総合周産期母子医療センターなどに指定されていています。

他の3つの附属病院は地域の中核病院となっています。

現在、大学および病院では、約5,000名(2021年現在)の教職員が在籍中です。

── 塩原様はどんな役割を担っていますか?

塩原氏:本学で教育センターという部署に所属しており、医学・看護学の卒前・卒後の教育支援を行っています。私の主な業務は、eラーニングシステムやクリッカー、テレビ会議システム、シミュレーション教育の管理・運営・支援などを担当しています。

── eラーニング導入に至るまでの課題はどんなものがありましたか?

塩原氏平成18年からeラーニングシステムを導入していましたが、システムの更新の際、卒前・卒後(大学在学時、および大学卒業後)の教育での運用をどう一元化するか、という課題がありました。

「Moodle(ムードル)」導入の当初は、大学の学生授業や、病院の研修会等に活用すること、そして「Moodle(ムードル)」の利用によって各部署の業務の負担を軽減することに注力しました。

当初は、どちらかというと 「Moodle(ムードル)」を授業や研修の補完的な役割として利用する方向で考えていましたが、現在は、新型コロナの影響により、大学の授業や病院の講習会等を対面で行うが難しくなったため、「Moodle(ムードル)」をメインで活用しており、利用者の範囲が大幅に広がりました

── 「Moodle(ムードル)」導入時に運用上難しかった部分を教えてください。またそれを、どうクリアされましたか?

塩原氏:今回、新型コロナウイルスの影響もあり、教員や研修指導者にもコンテンツを作成してもらうことが多くなって、「Moodle(ムードル)」を知らない教員や職員に使い方を覚えてもらうのが難しかったです。まだ完全にクリアできている状況ではないですが、運用方法の見直し、マニュアルの整備、説明会の実施などを行って改善を進めています。

── 「Moodle(ムードル)」を使い始めて、現在どのような結果をもたらしていますか?

塩原氏:現在、さまざまな事柄が遠隔で行われている状況で、「Moodle(ムードル)」を導入していたおかげで、本学は比較的速やかに遠隔授業等に対応でき、学生教育や病院の研修を推進することができていると思います。

実際に利用してみて、メリット・デメリットがありましたが、今後の教育には、「Moodle(ムードル)」などのICTツールを活用することが必須になると考えています。今後も継続して学生教育や教職員の研修等に「Moodle(ムードル)」が活用されるよう運用・支援を行っていきたいと考えています。

── ありがとうございました。

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オリジナルカスタマイズ例

1)動画視聴完了の制限と督促メール

1回目の動画視聴時に最後まで閲覧しないと、閲覧完了にならない仕様を実装(2度目以降は早送り等も可能)。またコースが完了してない受講生に対し、日時指定で督促メールを送ることも可能にしている。

2)集合研修も「Moodle(ムードル)」で簡易に管理

「集合研修」時に社員カードをスキャンして出席確認を行うツールと連携し、出席データを「Moodle(ムードル)」に取り込んで、一括管理。オンラインとオフラインの両方を扱えることで、eラーニング管理のメリットを向上させている。

※スキャンシステムとCSVダウンロードは、大学側で設定してもらっているシステムです。

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本サービスへご興味をお持ちになった方は、以下連絡先までお気軽にお問合せください。お待ちしております。

■「Moodle(ムードル)」とは?
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eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で3.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。

「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の一部を無料公開中!
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Moodle(ムードル)には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。

基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。すべての解説を収録した完全版オリジナルマニュアルは、1年間ご契約いただいたお客様の特典としてご提供しています。

■イオマガジンとは?
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イオマガジンは、ジャスダック上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の各種法人向けに、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。

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