• 世界と日本のTinderユーザーのプロフィールで振り返る「Year in Swipe 2023」

2023年、世界のTinderユーザーは、結婚を急いだり、“自分達の関係性がどんな結果になるのか”というプレッシャーを捨て、デートのプロセスで新しい経験や思い出を積み重ね、「自分のストーリーを強化すること、自分を探求すること」を重視していました。

プロフィール上では、ポジティブ、楽観主義、そして「他者とのつながりを通して自分をアップデートする」というような内容が目立ち、TinderにSpotifyを連携させているユーザーは、「テイラー・スウィフト」、「マイリー・サイラス」、「リアーナ」といった、"自分を持った" パワフルな女性ポップスターの楽曲を自分のプロフィールによく登録していました。

また、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、Tinderのプロフィール上で今年最も使われた絵文字は【🔛】で、“私は常にONの状態でいます”という意志表示をする人が多かったようです。

Tinder チーフ・マーケティング・オフィサー メリッサ・ホブリーの コメント

「Tinderのデータによると、Z世代の69%が“従来のデートや恋愛の常識を変えたい”と考えていることがわかりました。そして今年は、『結果よりも過程が重要』と考えるユーザーが多かった、という大きな変化も見えました。このような結果から、若者達は従来の“出会いのプレッシャー”から解放され、新しい出会いを通じて、自分にとってプラスの経験となることや、自分自身のストーリーの強化を重視していることがわかりました」

それでは、2023年に世界のTinderで話題になったものを振り返っていきましょう。

• 2023 年の Tinder でのデートのトレンド (グローバル)

#1. 2023年のトレンド絵文字は「🔛」

Tinderでトレンドの絵文字のトップは「🔛」でした(※1.)。ユーザーはこの絵文字を使って、 "自分はONの状態であること''、つまり「新しいことに挑戦していること」や、「新しい関係を始める準備ができていること」を表現し、オープンで楽観的であることを示しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(使い方の例)「ポジティブなエネルギーを持ち、どんな状況でもベストを尽くします 」

#2. 結果にこだわらないデート

“マッチングアプリを利用する目的”をプロフィールに表示することができる「今、求めるものは...」機能を利用している18~25歳の4分の1以上(27%)が「いい人がいれば付き合いたい」と答え、22%が「まだわからない」と答えています(※2.)。彼らはプロフィール上でも出会いの過程を楽しむ姿勢をアピールし、自分にオープンでいることで、あらゆる可能性から新しい出会いを見つけています。

#3. 「プロットデート」が流行

プロット(plot)のためのデート、つまり“筋書き(過程)”を楽しむためのデートという意味を持つ「プロットデート」というワードを使うユーザーは、5.5倍に増加しました(※1.)。「プロットデート」の流行は、2023年のデートが「過程を楽しむ旅」であったことを示しています。若い世代は今年、従来の"ゴール志向"のアプローチではなく、新しい経験や会話をするために、人と出会っていたことがわかります。

#4. Time is money!「タイパ」が重要項目に

スタック・デート、マルチ・デート、アルファベット・デート......若い世代の51%が、自身の日々のスケジュールに合わせた、様々なスタイルのデートを取り入れています(※3.)。最近の調査では、“恋愛において何を大切にするか”をプロフィールに表示できる「愛の表現」機能を利用しているユーザーの50%以上が、「一緒にいる時間」を重視していることがわかりました（※1）。

#5. ガールズ・パワー ブーム

2023年は、世界中でガールズ・パワーブームとなりました。「テイラー・スウィフト」はTinderでSpotifyのトップアーティストに輝き、プロフィールに追加されたアンセムの中でマイリー・サイラスの「Flowers」がトップ5に入るなど(※1)、ユーザーは"自分を持った"パワフルな女性ポップスターの楽曲を自分のプロフィールによく登録していました。また、ユーザー達はプロフィール上でもクリスマスやホリデーシーズンを楽しんでおり、その証拠に毎年ホリデー・シーズンになると、Tinderプロフィールに、マライア・キャリーの "All I Want For Christmas "を追加する人が平均365%増加します(※1.)。

1 2023 年 1 月 1 日から 10 月 1 日までの Tinder プロフィールのデータ。

2 2023 年 1 月 1 日から 10 月 1 日までの Tinder 「今、求めるものは...」機能のデータ。

3 調査は、2023年4月21日から2023年4月25日まで、米国、英国、カナダ、オーストラリアの18~25歳の4000人を対象に、Tinderに代わってOpiniumが実施。

• 2023 年の Tinder ランキング (グローバル)

2022 年 Tinder のプロフィール上の絵文字トップ 10

トレンドの「興味」

関心の高いトピックス

Spotify のトップアーティスト

Spotify のトップ アンセム

コミュニケーションスタイル

恋愛において大切なこと

• 2023 年の Tinder ランキング (日本)

Spotify のトップアーティスト

Spotify のトップアンセム

コミュニケーション スタイル

恋愛において大切なこと

お酒のスタイル

食のスタイル

今、求めるものは...(出会いの目的)

MBTI

• 新機能で写真を超えた“新しい出会い”を演出！UIデザインやプロフィール機能を大幅アップデート！

「Tinder」は、人との出会いを求めている若者達へのサポートを強化するべく、UIのデザイン、ディスカバリー機能をアップデートしました。

Tinderは誕生から10年以上にわたり、Tinderの象徴でもある「スワイプ機能」によってマッチングをよりシンプルにし、現代におけるマッチングアプリサービス、デーティングの先駆者となりました。しかし同時に、私たち一人ひとりには写真だけではわからない魅力や情報が多くあると考えています。今回機能をアップデートしたことにより、写真だけではわからないよりパーソナルな部分を表現できるようになりました。

Tinderの最高プロダクト責任者のマーク・ヴァン・リズウィック のコメント

「Tinderでは、『つながり』とは、信頼性、深み、そして表面的なものを超えたものだと理解しています。今回リリースする一連の機能は、世の中の進化するニーズに応えるものです。出会いを求める現代の若者は、マッチ相手に外見(56%)1よりも、尊敬できること(78%)やオープンマインド(61%)といった価値観に基づく資質を求めていることがわかっています。彼らは、共通の趣味や価値観を通じて形成される真のつながりを重視し、前世代のような「駆け引き」は好まず、ありのままの自分を見せ合える関係でいたいと思っています。この新しいプロフィールとディスカバリー機能を使えば、これまでより簡単に“自分らしさ”を共有することができるでしょう」

• 新機能の紹介

● プロフィール・プロンプト：あなたのより深いパーソナリティをアピールするために、いくつかの質問に対するあなた自身の回答をプロフィールに記載することができます。この機能を使うことで、あなたのユーモアや本音トークなど、ユニークな個性を発揮することができ、単なる「Like」や「Nope」よりも深く掘り下げた魅力的な会話を弾ませることができます。

(例) 「友達によく言われることは...」、「これまでの人生を一言で表すと...」、そして「私に関する次の3つの情報のうち、どれが嘘でしょうか?」

● プロフィール・クイズ(質問してほしいこと)：相手との会話のきっかけとなるように、自分のプロフィールに「質問してほしいこと」を3つまで設定することができるようになりました。クイズの回答をプロフィールに公開することで、あなたの好みや興味を共有することができます。

● 基本情報・ライフスタイルタグのアップデート：ペットの有無や飲酒の習慣、性格タイプや愛情表現方法まで、基本情報のタグがアップデートされました。あなたに関する重要な情報を細かく共有することで、簡単かつ楽しく自分について詳しく説明し、また相手についても深く知ることができます。

● 「報告」の強化：アップグレードされた報告システムでは、特定のプロフィール要素を報告することができ、ユーザーはより安全にアプリを利用することができます。これまでも他人のプロフィールの報告は可能でしたが、今回のアップデートにより、報告理由を細かく選択できるようになりました。

● デザインのアップデート：アプリのUIやアニメーションを変更し、「It's a Match! 」や「Like」、「Nope」のエフェクトをアップデートすることで、特別で魅力的だと感じられるデザインとなりました。

● ダークモード：寝る前や、公共の場でも周りの目を気にすることなくアプリを使用できるように、Tinderの「設定」からダークモードが選択できるようになりました。

《Tinder®》

Tinderは2012年にアメリカで誕生し、これまでに5億3000万以上ダウンロードされている世界最大級のマッチングアプリです。190の国と地域、45以上の言語で利用可能。18歳から25歳がメンバーの過半数を占めています。2022年には、米ビジネス誌のファスト・カンパニーが発表した「世界で最も革新的な企業(The World’s Most Innovative Companies)」のひとつに選ばれました。

CEO：バーナード・キム

日本本社所在地：東京都港区三田 1 丁目 4-1 住友不動産麻布十番ビル 4F

カントリーマネージャー：チョウ・キョ

公式サイト：https://tinder.co.jp/

公式ツイッター：https://twitter.com/tinder_japan

公式インスタグラム：https://www.instagram.com/tinder_japan_official/

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