みんなで鼻水が出るぐらい泣こう。涙の意外なストレス解消効果とは。
新潟県糸魚川市社会福祉協議会で涙活体験講座を実施
泣いてストレスを解消する『涙活(るいかつ)』を行う感涙療法士の吉田英史は、2022年8月24日(水)に糸魚川市社会福祉協議会で涙活体験講座を開催する運びとなりました。
■泣く活動『涙活(るいかつ)』について
涙活とは、意識的に泣くことでストレスを発散する健康法です。涙を流すことによって自律神経が緊張や興奮を促す交感神経から脳がリラックスした状態である副交感神経が優位な状態へとスイッチが切り替わります。交感神経とは身体を動かしたり緊張したりストレスがかかっている時に働く神経です。一方、副交感神経は寝ている時やリラックスしている時、体力を回復する際に働きます。通常起きている時には交感神経が優位に働いていますが、泣くとリラックスしている時と同じ副交感神経が優位な状態になります。すると脳も癒され精神的なストレスまでもが解消されていきます。
■免疫力が上がる
泣くことによって、免疫力を左右するリンパ球が活性化し、身体の中から病気の原因となるウイルスを撃退してくれます。また、同時に体表面を守る免疫物質IgAの活動も高まり、目や口などから侵入するウイルスをブロックし、感染症にかかりにくくなります。つまり、泣くことによって身体が内と外から強化され、様々な病気の予防に繋がるのです。
■涙活体験講座概要
講座では、実際に参加者に「涙」を流してもらうことで『涙活』を体験いただきます。そしてそのうえで『涙活』による感じ方の変化を感じていただきます。
日時:2022年8月24日(水)13:30~15:30
場所:ふれあいセンター ビーチホールまがたま 研修室5(糸魚川市寺町4-3-1)
主催:社会福祉法人 糸魚川市社会福祉協議会
https://www.i-shakyo.jp/news/2521/
内容:
①涙の効用についてレクチャー
なぜ泣くとストレス解消になるのかの仕組みを話します。
①感涙動画上映
家族もの、恋愛もの、友情もの、アスリートもの等まざまなジャンルの2~3分の短い映像を8本流します。泣きのツボは人それぞれ。必ずどこかで泣きます。
③手紙の朗読、絵本の読み聞かせ
映像よりも生声が泣きやすいという人もいます。泣きのツボは形式によって異なることもあります。
④なみだ作文(泣ける話創作ワークショップ)
参加者皆さんのこれまでの人生で泣けたエピソードを書いて発表してもらいます。
⑤涙友タイム
参加者で輪になって涙活体験の気づきや感想をシェアします。
<吉田 英史(よしだ ひでふみ)プロフィール>
1975年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了。
高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に、相談に来る生徒たちを見ていて、相談中に泣き出す生徒ほど、早く立ち直っていくことから、「涙は人をスッキリさせて、立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。
2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で、東邦大学医学部名誉教授の有田 秀穂氏と創設。感涙療法士として、学校(生徒・先生・PTA向け)、病院(患者・医師や看護師等の医療関係者向け)、企業、自治体において、涙活セミナーや講演会を実施している。通称、なみだ先生。元高校教師・スクールカウンセラー。主な著書に『涙活力(玄文社)』。
なみだ先生HP:http://www.tearsteacher.com/
涙活HP:https://www.ruikatsu.net/
参考WEB記事:
・泣いてストレス解消 なみだ先生、吉田英史さんが講演 糸魚川市社協「涙活」講演会 「2022年7月18日上越タイムズ」(一か月前に同社会福祉協議会で実施。好評につき今回二回目の開催へ)
https://digital.j-times.jp/Contents/20220718/224dc2c0-d7bb-499e-9fc3-d58e7c45341d
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