【DX推進のカギを握る、AI/データ人材】 外部のAI/データ人材活用、最大のハードルは 「人材の実力が判断しづらい」で約6割が回答

2023.11.15 11:00

~約8割が、コンペティションの成績や実務経験などの実力も事前に把握した上で人材活用することができるサービスに興味~

開発から育成まで企業のDXをトータルにサポートする株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀、読み方:シグネイト、以下 SIGNATE)は、外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名を対象に、AI/データ人材の活用に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■調査サマリー

▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://go.signate.jp/impact_partners02_Inquiries

 ■調査概要
調査概要:AI/データ人材の活用に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」によるインターネット調査
調査期間:2023年6月23日〜同年6月24日
有効回答:外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

■外部のAI/データ人材の活用を検討している背景、「DXを推進していきたいから」が59.3%で最多
 「Q1.あなたのお勤め先で、外部のAI/データ人材の活用を検討している背景を教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「DXを推進していきたいから」が59.3%、「AIが台頭してきているから」が32.4%、「社内にできる人間がいないから」が25.9%という回答となりました。

・DXを推進していきたいから:59.3%
・AIが台頭してきているから:32.4%
・社内にできる人間がいないから:25.9%
・ビッグデータを活用したいから:24.1%
・精度の高い分析・予測を行いたいから:18.5%
・牽引できるリーダーがいないから:16.7%
・社内のデータを活用したいから:16.7%
・その他:1.9%
 ー31歳:リソースが足りないから
・わからない/答えられない:7.4%

■外部のAI/データ人材の活用、約7割が「将来予測」の場面で検討
 「Q2.外部のAI/データ人材の活用をどのような場面で検討しているか教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「将来予測」が65.7%、「現状把握」が38.0%、「意思決定時」が37.0%という回答となりました。

・将来予測:65.7%
・現状把握:38.0%
・意思決定時:37.0%
・新商品・新サービスの立案:32.4%
・自社商品・サービスの改善:25.0%
・その他:0.9%
 ー50歳:AI開発
・わからない/答えられない:6.5%

■約半数が「データの分析や可視化」や「活用するデータの基盤やインフラ構築」の工程で外部のAI/データ人材を活用したいと回答
 「Q3.AIやデータ活用において、どの工程で外部のAI/データ人材を活用したいと考えていますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「データの分析や、可視化」が46.3%、「活用するデータの基盤や、インフラ構築」が45.4%、「活用するデータの収集や、加工」が42.6%という回答となりました。

・データの分析や、可視化:46.3%
・活用するデータの基盤や、インフラ構築:45.4%
・活用するデータの収集や、加工:42.6%
・ビジネス課題の設定や、実現に向けた計画策定:40.7%
・AIの開発:28.7%
・開発したAIのシステム実装:24.1%
・保守運用や、AIの再学習・改善:14.8%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない:4.6%

■AIやデータ活用において外部のAI/データ人材を活用したい工程、「全ての工程の効率化」や「ドキュメント生成」などの声
 Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、AIやデータ活用において、外部のAI/データ人材を活用したいと考えている工程があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=103)と質問したところ、「全ての工程の効率化」や「ドキュメント生成」など65の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:全ての工程の効率化。
・46歳:ドキュメント生成。
・61歳:社会全体の方向性。
・57歳:システム開発。
・30歳:品質管理。
・45歳:既存システムの改良。
・56歳:コールセンター対応。

■外部のAI/データ人材活用に対して感じるハードル、「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」が55.6%で最多
 「Q5.あなたは、外部のAI/データ人材活用に対してどのようなハードルを感じますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」が55.6%、「ドメイン知識があるかどうか判断しづらい」が26.9%、「起用する人材とのコミュニケーションが難しい」が25.0%という回答となりました。

・経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい:55.6%
・ドメイン知識があるかどうか判断しづらい:26.9%
・起用する人材とのコミュニケーションが難しい:25.0%
・どのような人材を募集すればよいのかわからない:23.1%
・多様な専門知識をもつ人材がいない:21.3%
・社内と社外の連携が難しそう:16.7%
・募集しても応募がこなさそう:12.0%
・その他:1.9%
 ー52歳:費用が高い
 ー50歳:データの機密保持の問題
・特に感じていない:6.5%
・わからない/答えられない:0.9%

 ■約8割が「コンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービス」に興味
 「Q6.あなたは、知見のある業界や対応言語だけでなく、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も事前に把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービスに興味がありますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に興味がある」が35.2%、「やや興味がある」が44.4%という回答となりました。

・非常に興味がある:35.2%
・やや興味がある:44.4%
・あまり興味がない:11.1%
・全く興味がない:2.8%
・わからない/答えられない:6.5%

■AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由、「ミスマッチを防げると感じるから」が70.9%で最多
 Q6で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q7.知見のある業界や対応言語だけでなく、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も事前に把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由を教えてください。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「ミスマッチを防げると感じるから」が70.9%、「レベルの高い人材が多そうだから」が51.2%、「実際の実力がわかるサービスは他にないから」が34.9%という回答となりました。

・ミスマッチを防げると感じるから:70.9%
・レベルの高い人材が多そうだから:51.2%
・実際の実力がわかるサービスは他にないから:34.9%
・即戦力として採用できそうだから:19.8%
・募集を出しやすいから:17.4%
・その他:1.2%
・わからない/答えられない:1.2%

■AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由、「マッチングの際の評価基準にできる」や「客観的判断できそう」などの声
 Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、知見のある業界や対応言語だけでなく、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も事前に把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、「マッチングの際の評価基準にできる」や「客観的判断できそう」など54の回答を得ることができました。

 <自由回答・一部抜粋>
・58歳:マッチングの際の評価基準にできる。
・44歳:客観的判断できそう。
・42歳:視野が広がり可能性が広がる。
・46歳:期待に答えてくれそうだから。
・61歳:豊富な人材から選ぶことができそう。
・57歳:スキルを持った人員を採用出来る。
・55歳:実績データが人材育成や活用法にいかされ、一定の判断基準とするならそれもひとつのデータとして取り込める。

■まとめ
 今回は、外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名を対象に、AI/データ人材の活用に関する意識調査を実施しました。
 まず、外部のAI/データ人材の活用を検討している背景として、約6割の企業が「DXを推進していきたいから」と回答しました。また、外部のAI/データ人材の活用を「将来予測」の場面で検討していたり、「データの分析や可視化」、「活用するデータの基盤やインフラ構築」といった工程で活用したいと考えている人が多くいました。一方で、半数以上が「経験・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」といったハードルを感じていることがわかりました。
 今回の調査では、AI/データ人材の活用を検討しているものの、「依頼する人材の実力が判断しづらい」というハードルがあることが明らかになりました。今後は、DXの推進に伴い、「ミスマッチの無いAI/データ人材の活用」が重要となってきます。人材活用のミスマッチを防ぐために、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの実力も事前に把握した上で、その企業にとって「最適な人材」を活用できる「AI開発・DXプロジェクト支援サービス」の利用を検討してみるのはいかがでしょうか。

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