【関東大震災から100年】電子書籍『うっかり火災はシステムで防げる』発刊のお知らせ

株式会社ゼロワン出版

2023.11.09 11:24

<11/1(土)9:00〜11月11日(土)23:59まで出版キャンペーン開催中>

お世話になります。大阪在住の消防設備士、山口英治と申します。この度、今年が関東大震災100年であることから、電子書籍(kindle本)「うっかり火災は仕組みで防げる」を出版しました。 「自動消火装置」の意義を知っていただき、それを社会に解決策として知らせていくことに関心を持って頂ける方々との繋がりを創出していくことで、この先100年にわたって、先人が成し遂げてきた「燃えにくい社会」をさらに「燃えない社会」にしていくことを目指しております。どうぞよろしくお願いします。

背景

2023年9月1日は関東大震災から100年となります。10万人以上が犠牲となり、その原因の92%が火災に巻き込まれての焼死であったことから、先人たちは復興を「燃えにくい」日本社会の構築に取り組みました。

今、我々に問われているのは、「過去と異なる街の構造が存在する中、何を後世に残せるか?」です。そこで、この100年という節目を機に、多くの被害者の方々に哀悼の意を示すと共に、今に生きる者の責任として、次世代への「火災の無い社会」を目指す書籍の発行いたしました。

広く普及を目指す第一弾の試みとして11月1日より今週土曜日まで特別価格企画を展開しております。すでにAmazonにて、ベストセラー1位を2分野で獲得し(公共事業・企業の部、地理・歴史の参考図書・白書の部)、Amazonランキング1位も14分野を獲得している話題の書となっております。

・Amazon:本のページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CM1N9VP9

・啓発資料無料特典付き キャンペーンサイト【期間限定】
http://drop.tools/lp/QmNxB3c

本書のポイントは特に(1)「自動消火装置」の重要性、そして(2)「うっかり火災を防ぐしくみづくり」の徹底の効果を共有していることです。次世代の日本や世界を担う世代に渡す情報を公開することで、この問題に取り組める人の育成や組織の強化につながることを意図しています。

都市防災に関わる方、消防行政に関わる方への提言と、将来の火災無き社会づくりに貢献したい所存です。

東京消防庁HPより
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/office_adv/restaurant/index.html

※消防庁予防部予防課「飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策ガイドライン」より
chubou_kasai_guideline.pdf (tokyo.lg.jp)

企画者: 消防設備士 山口英治

福岡県南部生まれの58歳。警備会社「セコム」とその特約店㈱で厨房火災防止用の消防設備の拡販、保守など業務用厨房の出火防止事業に 30年以上、1000を超す厨房に関わる。2019年より「防災セミナー」を実施、コロナ禍でオンラインセミナー化、延13回の参加者200名は飲食店経営者、防災業、設計士、ホテル運営本部、市議会議員、現役消防士、消防OB、主婦など多岐に渡る。

出版の狙いと実現したい未来

 火災全体の件数は減っているものの実はその多くは「うっかり火災」が占めており、特に飲食店火災はこの20年で150%の推移で逆に増えています。中でも「ダクト火災」は消防士泣かせの火災であり、一気に燃え広がることを防ぐには、火災の燃料源にもなってしまう油がへばりついたダクトを破壊して消火剤を投入せねばなりません。

現代社会には複雑な地下街飲食店エリア、広大な飲食店を含む郊外施設が多く存在しているのが現状です。糸魚川大火級の火災はどこでも起こりえる危機感を持って社会を守る仕組みづくりが急務になっていると認識致しております。ですが、現状として多くの壁が存在しています。

 例えば、糸魚川大火の後には、小規模飲食店への「自動消火設備」の設置義務化が検討されましたが、コロナ禍の発生という社会情勢から話しが立ち消えになってしまい、人の記憶から薄れ、実現に到っていません。100年前には無かった「排気ダクト」に潜むリスクに着目している方が、日本の中にはまだまだ少なく、そうした状態のまま物事が進んでいます。

次に起こりえる大災害時に対策を練るのでは間に合いません。そのため、その解決策を消防行政に関わる方、施設運営に関わる方に素早く広く届ける必要性を強く感じています。

本書では、横のつながりが希薄になってきている各行政組織や消防組織の間を埋めるような、普段ニュースにならない「自動消火の消火事例」や業界の実情、最新型の技術で火災から人、街、文化財を守る「知見の共有」につとめています。将来の火災を防ぐ仕組み作りの重要性を伝える本となっています。

更に「阪神淡路大震災」で問題となった「倒壊した建物内部からの火災で救いきれなかった人達の命の悲劇」や、大地震の際に電気復旧と共に起こる「通電火災」の課題と解決策を各者の取材からまとめ、個人宅でも十分活躍できる、実績証明済みの「初期消火救命ボール」の意義と価値も網羅しております。一人でも犠牲者を減らし、街や社会として「燃えない」世界を作っていくための書です。

図の出所:内閣府防災情報のページ 「関東大震災100年」 特設ページ

書籍の内容

・タイトル:「うっかり火災は仕組みで防げる」
・サブタイトル:厨房火災からあなたの命と資産を守る本
関東大震災から100年。自動消火システムを広める時
「火災は消すんじゃない。出さないんだ」
・発行:トリニティリンク出版グループ

【目次】

はじめに    
発刊に寄せて(推薦の言葉)    

第1章 うっかり火災を防ぐために    
 ある百貨店の火災で祝杯をあげる    
 原因はルール違反だった    
 うっかり火災を防ぐ    
 ◆ 学びポイント(1)    
 自動消火を広める    
 ダクト清掃の仕組み作り    
 ◆ 学びポイント(2)    

第2章 なぜ飲食店の火災が増えているのか?
 実は火災は減っている    
 飲食店の火災は増えている    
 焼肉屋が原因?    
 ダクト火災とは    
 ダクト清掃業界の取り組み    
 ◆ 学びポイント(3)    

第3章 火事を止めるための闘い    
 トマホークジェットとは?    
 誤作動との闘い    
 トマホークジェットのメンテナンス    
 トマホークジェットに消せなかった事例:その真の理由     
 1つ目の事例    
 2つ目の事例    

第4章 不幸な火事を減らすシステム    
 地域を超えた情報交流    
 他社の取り組みを知る仕組みづくり    
 命を守るために知って欲しいこと    
 家庭でできる火災対策    

第5章 関東大震災から100年 防災の記録を後世につなぐ    
 北原白秋の学び舎で    
 防災に目覚める    
 関東大震災から100年    
 悲劇を繰り返さないために    

おわりに    

初期消火救命ボール: 販売代理店    
書籍内の「特典リンク」一覧    

著者略歴    
推薦者紹介    
 萬谷 信幸 (まんたに のぶゆき)氏    
 佐藤 康雄   (さとう やすお) 氏    

取材ご協力いただいた方々    
Special Thanks    
書籍情報    

推薦者及び取材ご協力者

・元東京消防庁 警防部長 (株)危機対応人材育成研究所 締役 研究所長 佐藤芳康雄様
・元大阪市消防局副理事 兼大阪消防振興協会 事業部長 萬谷信幸様
・元東京理科大学 名誉教授 松原美之様
・各市消防局 糸魚川市 大阪市 北九州市 能代市 横浜市 那覇市
・他現役及び消防士OBの皆様 
・十三トミータウン商店街会長 他ホテル、飲食店経営者、運営管理部の皆様 

発行と企画サポート

・トリニティリンク出版グループ
・Crest & Claris 出版プロジェクト

問い合わせ先

(株)アプト 開発営業担当 山口英治 
FAX 072646-8651 
📳 090-1653-8652 
📭 Yamaguchi.e@apt-co.jp

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