【2年間で導入3.7倍】レセプショニスト、製造業における受付DXレポートを公開

株式会社RECEPTIONIST

2023.11.08 17:00

〜 管理部門の受付業務を7割削減。『2025年の崖』を踏まえ、2024年にますます増加の兆し〜

株式会社RECEPTIONIST(本社:東京都目黒区、代表:橋本真里子 以下、当社)は、2021年から2023年(10月現在)の製造業における受付システム問い合わせ・導入データを公開しました。当社は、2025年の崖を控えた2024年に、製造業のDXは管理業務にも進み、より受付システムを利用した工場の受付システム化が進むと予想しています。

製造業DXを取り巻く環境

富士キメラ総研の調査結果(*1)によると、国内のDX市場は、2030年度には5兆1,957億円になると予測されています。製造分野でのDXへの投資金額は2030年度には2020年度から3.4倍の5,450億円と、増加が見込まれています。現場作業の効率化や技術継承、スマートファクトリーへの取り組みなど、製造現場でのデジタル技術の活用はより求められていくと考えられています。

(*1)富士キメラ総研「デジタルトランスフォーメーションの国内市場(投資金額)を調査」
https://www.fuji-keizai.co.jp/press/detail.html?cid=22025&la=ja

製造業におけるRECEPTIONISTの導入企業数の変化

製造業の導入数は2021年から2023年の2年間で3.7倍の増加となりました。

製造分野は自動車部品・紙加工品・エネルギー・食品
医療機器など多岐にわたります。

導入前の受付対応は、主に守衛が紙を用いて受付対応し、敷地内の事務所の担当者を呼び出す運用が大半でした。
RECEPTIONISTの導入により、端末を通じた受付・社内の担当者の呼び出しが可能になり、守衛入口での混雑の緩和が可能になりました。受付時の効率化だけでなく、入退館時間など来客情報の自動保存によって、ペーパーレスやセキュリティにも寄与します。

<RECEPTIONISTを用いた工場の受付フロー例>

製造業におけるRECEPTIONISTの問い合わせ数の変化

製造業からの問い合わせ数は、2021年から2022年で2.46倍に増加しました。2022年までは、コロナ禍の非接触・負担軽減の需要で大きく伸長しましたが、

2023年は
・紙で行っている来客記録を電子化したい
・守衛入口の混雑を緩和し、取次や案内業務を効率化したい
・管理業務におけるペーパーレスを推進したい
・入退館時間を正確にデータで残したい
・他拠点の来客情報も一括で管理したい
・従業員と来場者を判別したい

などの様々なきっかけで多くの問い合わせをいただいています。

 

製造業のお客様に選ばれる理由

製造業のDXの遅れと必要性は経済産業省が提唱するように(*2)注目度が高まっており、RECEPTIONISTも製造業に活用されるケースが増えています。リモートワークが行えない環境であるうえ、紙管理が残り、社内での効率性は低いといった課題を抱えており、DX課題における解決策としてRECEPTIONISTが選ばれています。

<主な導入効果 *3>
・来訪者記録の管理強化
・完全非接触による受付対応の実現
・管理・総務部門の業務工数軽減
・ペーパーレス化や回収業務の削減

QRコードをかざすだけで受付処理ができるようになったので、面会カードへの記入と名刺をいただくステップが不要になり、簡単に受付ができるというお声もお客様からいただいております。
ペーパーレス化や回収業務の削減に加えて、お客様に安心してもらえる環境を作ることができました。
最後は、総務部門の業務負担が削減されました。来訪通知は担当者に直接届いて取次が不要なので、総務が受付業務に割く時間が7割程度減りました。

<評価されている機能>
・受付と同時に入館証を発行
・入退館時刻の記録
・受付時の入館規約の同意
 
(*2)経済産業省「2020年版ものづくり白書」
https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2020/honbun_html/honbun/101021_2.html

(*3)RECEPTIONISTユーザーインタビュー:太陽油脂株式会社
https://receptionist.jp/case/taiyo-yushi/

 

当社が考えるこれからの製造業DX

工場内では専門性の高いシステムで生産環境の効率化が図られている一方、事業所での来客対応や管理に関するDXについてはこれから踏み出そうとする企業が大半です。

2025年以降、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が停滞し、レガシーシステムを使い続けた場合『年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある』といわれる『2025年の崖』が迫っています(*4)。当社は前述の需要増加を踏まえ、2024年以降、「生産環境のDXを進めてきた企業が管理業務の改善にも目を向け、来客対応においてもDXを進めるべく、今まで以上に受付システムの需要が増えていく」と予想しています。

(*4) 経済産業省「DXレポート 〜ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_02.pdf

 

株式会社RECEPTIONIST

「ビジネスコミュニケーションをアップデート」をビジョンに掲げ、日程調整・受付・会議室の予約管理などの業務を効率化することで、主体性のある仕事に取り組める環境作りに貢献する3つのサービスを提供しています。

・クラウド受付システム「RECEPTIONIST」 https://receptionist.jp/
・日程調整ツール「調整アポ」 https://scheduling.receptionist.jp/
・会議室予約システム「予約ルームズ」 https://rooms.receptionist.jp/

所在地 :東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー 8F
代表  :代表取締役CEO 橋本 真里子
設立  :2016年1月21日
事業内容:オフィス受付サービスの開発・販売、受付業務コンサルティング
URL  :https://receptionist.co.jp/

 

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種類
調査レポート

カテゴリ
システム・通信