渋谷東しぜんの国こども園 small alley 「マグマ」をテーマに「こども美術館」を2023年11月18日(土)に開催

社会福祉法人 東香会

2023.11.06 23:10

生活の積み重ねの中で生まれてきた軌跡を作品として披露

 東京・神奈川で5園の保育施設と学童1園を運営する社会福祉法人東香会(東京都町田市、理事長:齋藤紘良)が運営する渋谷東しぜんの国こども園 small alley(東京都渋谷区、以下、渋谷東しぜんの国こども園)は、「いきいき」という理念のもと、「すべて、子ども中心」を合言葉として2018年から保育施設を運営しています。保育園生活の中で、子どもたちは、モノや環境や事象との出会いを繰り返します。その生活の積み重ねの中で生まれてきた軌跡を、作品として披露する場が「こども美術館」です。「こども美術館」は園の大切な行事の一つで今年で5回目の開催となりました。今回は一般の方にもご参加いただける内覧会とワークショップを行います。

渋谷東しぜんの国こども園 small alleyこども美術館 

日時:2023年11月18日(土)16時 ~ 18時30分(最終受付は18時)
場所:渋谷東しぜんの国こども園 small alley
一般参加者向け内覧・ワークショップ:事前予約制(詳細はページ下部に情報を掲載しています)

■「こども美術館」によせて 渋谷東しぜんの国こども園 園長より

 

子どもたちは日々様々な事象と出会い、触れ、感じ、のびやかに表現することを楽しんでいます。保育者は子どもの表現がうまれるまでの文脈をその子の出会いや関係性からたどり、『スケッチ』という記録を描きます。「こども美術館」はそんな子どもたちの『表現』と『スケッチ』が展示される日です。できばえではなく、子どもの表現からその瞬間の情動を感じ、思いに触れる、そんな時間を大切にしたいと思っています。
「こども美術館」に訪れるみなさまも、様々な生い立ちと出会いによって、それぞれの文脈をもっています。展示された表現とスケッチをみながら、ご自身の文脈をくわえて、子どもの思いを分かち合い、あの子って素敵だね、面白いねと一緒に語り合いましょう。

■今年のこども美術館のテーマは『マグマ』 テーマ設定の背景や「こども美術館」の見どころ

今年のこども美術館のテーマは『マグマ』です。
遊びの意欲と創造性は、それぞれの内から溢れてきます。
遊びの中でいろいろな物との出会うこどもたち。
その中で結ばれる関係性の広がり方と速さ、カタチは一人ひとりに違った物語をつくりだします。
周囲の環境に影響を受け、与えながら個々の表現が生み出されていきます。
私たちは、このような遊びの中で紡がれるものたちのその様子が、マグマに類似しているのではと考えました。

山の内、奥底に潜むマグマ。
ドカンと外にとび出すと、さらさらやねばねばと山肌を好きなように流れる。
そうして山々の地形がつくられる。
熱は雨を呼び、冷えて固まると岩になる。稀に宝石にもなる。
周囲の環境に影響を受け、与えながら個々のモノたちが生み出されていく。
このように多様に変化していく一人ひとりの表現とその文脈を楽しんでほしいなという思いを込めて、2023年度は『マグマ』としました。

渋谷東しぜんの国こども園では、作品も大切にしますが、至ったプロセスこそ丁寧に記録してゆきます。子どもたちと共に生活し、心を寄せる保育者が書き綴った作品のキャプション(説明文)にもぜひご注目ください。子どもたちの「いま、この時」に感じる心を作品を通して体感できる美術館です。

■キッチンスタッフ特製スーベニア(お土産)のご紹介

訪れた方々に、美術館のテーマに合わせたスーベニアをご用意しています。

マグマは視覚だけでは捉えられない存在である。熱、エネルギー、そして匂い。
美術館は「視覚」に訴えるものが多いと思うので、キッチンとしてはマグマのビジュアルよりも「触覚」「味覚」「嗅覚」または内臓の感覚、さらには「ムード」等を内包した「こども美術館」のスーベニアを作りたいという想いがあります。温かさ(熱)とスパイスの香(広がり)で、皆の「マグマ」の記憶を胃の中で繋ぐ。1階ピロティに蒸し器を出してキッチンスタッフが手渡しする。立ち上る蒸気。温かいカレーのあんが、ドロっと、じわっと、ほっと、晩秋の渋谷川沿いを帰る家族たちの胃と心に拡がっていく。そのときの感覚と、「こども美術館」の作品たちの記憶が繋がっていきひとつの想い出として定着していくといい。

■2022年こども美術館 開催の様子

来場した保護者のコメント

スケッチは園の子ども達の日々の暮らしを垣間見ることが出来て大変興味深かったです。保育の中で、ここまでしっかりと個人を見ていてくれていた事に驚きました!同じクラスのお友だちのものはもちろんの事、別の年齢の子たちのものも拝見して、今後成長していくとこんな感じになるのか〜とわくわくしました。

■一般公開向け内覧・ワークショップの申込み概要  *申込み締切り:11月10日(金)23時59分まで

こども美術館日時:2023年11月18日(土)16時 ~ 18時30分(最終受付は18時)
持ち物:身分証明書を持参ください。*セキュリティの関係で確認させていただきます。

入館予約方法:資料右手のQRコードを読み取り、項目にそって回答し予約をお願いします。
美術館をご覧頂くにあたって、受付を済ませた後、ワークショップへ参加頂いてからのご案内になります。
受付を下記の時間で行います。下記の時間帯の間にお越しください。

受付時間と定員人数

16:00-16:30 8名
16:30-17:00 8名
17:00-17:30 8名
17:30-18:00 8名
18:00-18:30 8名

*複数人でお越しの際は、お一人ずつお申込みください。
*園に通われている保護者の方は担任が直接お聞きしますので、お間違えのないようご注意ください。
*内覧・ワークショップの問合せ先は、申込みQRコードフォームに記載しています。

■渋谷東しぜんの国こども園 概要

名称:渋谷東しぜんの国こども園 ‒ small alley (スモールアレー)‒
   保育所型認定こども園
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1-29-1 渋谷ブリッジA棟
アクセス:「渋谷駅」より徒歩約5〜15分
(JR渋谷駅新南口から徒歩7分、ハチ公前から徒歩15分)
設立:2018年10月
TEL :03-3406-4169
定員:111名(内1号児9名)
WEB:https://toukoukai.org/hoiku/small-alley/
Instagram:
渋谷東しぜんの国こども園 small alley 
渋谷東しぜんの国こども園 子育てひろば

■渋谷東しぜんの国こども園  -small alley- 5つの特徴 

「すべて子ども中心」という合言葉のもと、都心部ならではの環境を生かしたまちと人がまざり合う保育を行っています。
温かくおいしいごはんが作られるオープンキッチン、つくってみよう!と思いついたときにすぐ手が動かせるアトリエ、
大きな窓からは太陽の光が差し、夕暮れ時には柔らかい照明が灯る子どももおとなも居心地の良い園舎になっています。

■社会福祉法人東香会(とうこうかい)について

社会福祉法人東香会は「しぜんの国保育園」の運営をはじめとする保育事業と、町田市忠生(ただお)を中心とする地域とのつながりを通して、「こどもとおとなが、いきいき暮らす場所」を描いていくことを目指しています。しぜんの国保育園(町田市)、渋谷東しぜんの国こども園(渋谷区)、上町しぜんの国保育園(世田谷区)、成瀬くりの家保育園(町田市)、ののはな文京保育園(相模原市)、5園の保育園と、山崎学童保育クラブ1園の保育施設を運営しています。

■取材に関するお問合せ

取材申込みフォーム:https://toukoukai.org/contact/ *取材申込み期限:11月17日(金)15時まで

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種類
イベント

カテゴリ
エンタメ

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