与信管理のリアルをひも解くアンケート調査結果 【与信管理の「現状と課題」】公表について
株式会社東京商工リサーチ(以下 「TSR」)は、「与信管理に関するアンケート調査」を実施し、集計結果を【与信管理の「現状と課題」】として公表いたしました。
■アンケート実施概要:
2023年9月1~15日にかけて全国の「与信管理」「営業・マーケティング」「経営企画」担当者を対象に、WEBアンケート形式にて実施(全25問)し、6,032社から有効回答を得ました。
■アンケート結果サマリー:
1.与信管理業務に関する態勢(体制)
<ポイント>
- 「ワンオペ審査部」が全体の6%
- 与信判断は「少人数」で「属人化」の傾向
- 与信情報の共有、「システム化されず」が7%
2.与信管理の対象と頻度
<ポイント>
- 直近1年間の「焦付発生率」は0%
- 焦付は新規取引先よりも既存取引先から発生する
- 「新規与信」のみ実施は8%
3.海外取引先に対する与信管理態勢(体制)
<ポイント>
- 海外販売先数「0社」は1%
- 海外与信、「国内と比べ十分に実施できていない」「全く実施できていない」で4%
- 海外与信の課題、「海外用の与信管理システムがない」が1%
【レポートダウンロードはこちら】
6,032社のアンケート回答から読み解く 与信管理の「現状と課題」(PDF)
今回のアンケート結果から、審査には客観的で効率的な運用、そして社内の情報共有が必要なことが判明しました。
TSRは、与信管理に携わる皆さまの業務の高度化・効率化に繋がる情報の収集、商品の開発・提供に今後も努めて参ります。
【株式会社東京商工リサーチ(TSR)について】
本社:東京都千代田区大手町1-3-1 代表取締役社長 河原光雄
TSRは日本最古の信用調査会社として、国内最大級958万件超の企業データベースと全国81ヵ所に広がるネットワークによる信用調査業務に加え、世界最大級の企業情報プロバイダーであるD&B(Dun&Bradstreet)の日本における唯一のパートナー企業として、全世界5億4,874万件以上の企業情報を提供しております。
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。