あなたの発信がニッポンの漁師を守る 漁師.jpPRパートナー募集

一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター

2023.11.06 15:32

日本の食卓に国産の魚を届けたい~登録して発信して社会貢献 

 一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター(以下「漁師.jp」)(代表理事会長:小坂智規 所在地:品川区上大崎)は、日本人の漁師の担い手確保・育成を目的に活動をしています。  2002年より毎年「漁業就業支援フェア」を開催し、漁業の担い手を募集する全国の漁師と、漁師になりたい者のマッチングの場を提供してきました。このイベントは全国規模で開催する唯一のイベントで担い手不足に悩む漁業界にとって大切な場となっています。  2024年2月に東京、大阪で開催する漁業就業支援フェアに向け、漁師を増やす活動を普及する「漁師.jpPRパートナー」を募集いたします。登録は無料です。登録し発信することが漁師への応援と社会貢献に繋がります。

 1970年代前半まで全国に約50万人いた日本の漁業就業者は、2021年には12万9千人とピーク時の4分の1ほどに減少しました。そのうち65歳以上の割合が約4割と高齢化も顕著となっています。かつては漁家子弟が跡を継ぎ、漁労技術や漁村の文化が受け継がれてきましたが、今では親の後を継ぐより自分の好きな職業を選択する傾向が強く、漁村そのものが衰退してしまう恐れが年々強まっています。

 漁師とは国民への食料の安定供給というなくてはならない職業であり、多くの皆様にとって縁が深い仕事ですが、日常ではなかなかその仕事を目にすることができず知る機会が少ないのが現状です。そして、自然相手で天候にも左右され、また近年の温暖化や自然災害などの影響も大きく大変な仕事です。

 そんな中でも「漁師になりたい。子供のころからの夢でした。」と漁業就業支援フェアに足を運ぶ若者がおり、7月に東京、大阪、福岡で開催した同イベントには340人の漁業就業希望者が来場しました。このイベントを通じて夢を叶えた若者が日本全国の浜で漁師として活躍しています。20年以上毎年続けてきたイベントであるため、このイベントを経て漁師になった方々が今では地域を背負って活躍しているケースも多く、漁村の活性化の一躍も担っています。

 漁師.jpでは昨年10月より、こうしたイベント情報の拡散などPRにご協力いただける「漁師.jpPRパートナー」の募集を始めました。

 PRパートナーに登録し発信いただくことが、昨今の日本の水産業の重要な課題である漁師不足の解消と食料の安定供給に繋がります。PRパートナーは個人、企業、自治体などが無料で登録し、それぞれが利用しているSNSやwebサイトで情報発信をしたり、こちらが用意したポスターを飲食店などの店舗や道の駅、学校、水族館、商業施設など人の集まるところに貼っていただく仕組みで、漁業関係者だけでなく幅広い業界の皆様にご登録いただいています。現在の登録数が300弱となり、個人から大手企業、業種もIT企業からYouTuberと様々です。

 

 漁師.jpには、「漁師になりたいと思ったけれどどうしたらいいかわからなかった。」、高校などの進路の先生から「生徒が漁師になりたいと言っているけれど相談するところがなく困っている。相談に乗ってくれないか。」といった連絡をいただくことが多くあります。全国の漁師が出展する漁業就業支援フェアは日本で唯一のイベントとして20年間続いており、年々出展を希望する漁業者が増えています。このイベントが広く認知され、漁師になる人が増えることは漁村や日本の食文化を守る社会貢献に繋がります。

 PRパートナーに登録時にいただいた漁師へのメッセージには漁師に対する心温まる言葉が書かれており、漁師という職業が日本人にとって大事な職業だということを改めて感じています。

 「登録して、発信して、社会貢献」

 この先もずっと日本の食卓に日本の魚を届けるためにご協力をお願いします。

 

◆漁師の仕事!まるごとイベント 漁業就業支援フェア2024

沿岸漁業から遠洋漁業まで全国の漁師、漁業会社や漁協の担当者などが出展し、直接お話をしていただける日本で唯一のイベントです。まるごと相談ブースでは中学生から大学生の進路相談も可能です。

【大阪会場】2月12日(月・休)

会場:OMMビル 2階BCホール (大阪府大阪市中央区大手前1-7-31)

【東京会場】2月23日(金・祝)

会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館 2F(東京都港区海岸1-7-1)

開催時間 12:30-16:00(受付12:20-15:30)2会場共通

後援:水産庁

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種類
イベント

カテゴリ
自治体など