UNIVASと順天堂大学、アスリートのコンディションについて考える「女性アスリートのためのシンポジウム」を9月6日に開催
オリンピアン 有森裕子氏、室伏由佳氏、伊藤華英氏登壇! 女性が抱える課題に対し、女性アスリート研究の有識者と共に パネルディスカッションを開催‼
一般社団法人大学スポーツ協会(所在地:東京都千代田区、会長:福原紀彦、以下 UNIVAS)と順天堂大学(所在地:東京都文京区、学長:新井一)は、女性アスリートが抱えるさまざまな課題に対し、オリンピアンの有森裕子氏(UNIVAS副会長/元陸上競技選手)、室伏由佳氏(順天堂大学 スポーツ健康科学部 准教授)、伊藤華英氏(順天堂大学OG/一般社団法人スポーツを止めるな理事・1252プロジェクトリーダー) や診療・研究の面から女性アスリート支援に取り組む北出真理氏(順天堂大学医学部産婦人科学講座 教授、順天堂大学女性スポーツ研究センター 副センター長)、桜間裕子氏(順天堂大学女性スポーツ研究センター 特任助手)の5名で「女性アスリートのためのシンポジウム〜生理とスポーツ〜」を9月6日(火)に開催いたします。
女性学生アスリートが抱えるさまざまな課題に対し、知見のある有識者のアドバイスや対話を通じて、彼女らが課題解決に向けたヒントを得て、その後の実践につなげ、安全で安心なスポーツ活動に取り組める環境を創出することを目的にシンポジウムを開催します。今回は、女性アスリートが優れたコンディションでスポーツ活動を行えるように、これまで培った研究の成果を実践し、運動部学生や指導の現場に還元されている順天堂大学のご協力を得て実施いたします。
【開催概要】
ありもり会議 presents UNIVAS | 順天堂大学スポーツ健康科学部共同事業
「女性アスリートのためのシンポジウム ~生理とスポーツ~」
◆開催日時:2022年9月6日(火)10:00-11:00
◆開催場所:順天堂大学 さくらキャンパス
◆内 容:講演「女性ホルモンと栄養がパフォーマンスへ及ぼす影響
〜女性アスリートの三主徴(Female Athlete Triad: FAT) を中心に〜」
講演「Be Active!~月経・生理用品がパフォーマンスに与える影響~」
登壇者によるパネルディスカッション(学生からの事前質問に対する回答を含む)
◆登壇者:北出真理氏(順天堂大学医学部医学部産婦人科学講座 教授、
順天堂大学女性スポーツ研究センター 副センター長)
桜間裕子氏(順天堂大学女性スポーツ研究センター 特任助手)
室伏由佳氏(順天堂大学スポーツ健康科学部 准教授)
伊藤華英氏(順天堂大学OG/
一般社団法人スポーツを止めるな理事・1252プロジェクトリーダー)
有森裕子氏(UNIVAS副会長)
◆開催形式:対面(順天堂大学の学生のみ)およびオンライン
◆応募方法:https://forms.gle/Co1r8n7jZCopF3Ng7 からお申込みください
◆応募締切:9月5日(月) 12:00まで
◆登壇者プロフィール
有森裕子氏(UNIVAS副会長)
1966年生まれ。日本体育大学を卒業後、リクルート入社。 女子マラソン選手として1992年バルセロナオリンピックで銀メダル、1996年アトランタオリンピックでは銅メダル獲得。1988年NPO法人ハート・オブ・ゴールド設立、代表理事就任。2007年にプロマラソンランナー引退。現在では、国際オリンピック委員会(IOC)スポーツと活動的社会委員会委員、日本陸上競技連盟副会長、大学スポーツ協会副会長、スペシャルオリンピックス日本理事長など、幅広い分野でスポーツ振興に関わっている。2010年IOC女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。
室伏由佳氏(順天堂大学スポーツ健康科学部 准教授)
1977年生まれ。スポーツ健康科学博士。陸上競技女子ハンマー投の日本記録保持者(2022年8月現在)、女子円盤投の元日本記録保持者。2004年アテネオリンピック女子ハンマー投日本代表。2012年に競技を引退。現在、順天堂大学スポーツ健康科学部准教授を務めている。アンチ・ドーピング教育、スポーツ心理学を中心に研究活動を続けると共に、スポーツと医学、健康などをテーマに講演や実技指導など幅広く活動している。選手時代、婦人科疾患(子宮内膜症等)を経験。投薬治療や手術を経て競技活動を継続した。選手時代から積極的に女性アスリートの健康課題に関する啓発活動に携わっている。
伊藤華英氏(順天堂大学OG/一般社団法人スポーツを止めるな理事・1252プロジェクトリーダー)
1985年生まれ。スポーツ健康科学博士。べビースイミングから水泳を始め、15歳で日本選手権に初出場。2008年日本選手権女子100m背泳ぎで日本記録を樹立。初めてのオリンピック出場時、直前にピルを服用するが、4キロの体重が増える。2012年10月の国体を最後に現役引退。引退後はスポーツマネジメント・スポーツ心理学でメンタルヘルスを専攻し博士号取得。現在はピラティスコーチのほか、一般社団法人スポーツを止めるなの理事であり、自身が現役時代に苦労した経験から、生理とスポーツの教育・情報発信を行う1252プロジェクトのリーダーとしても活動中。
北出真理氏(順天堂大学 女性スポーツ研究センター 副センター長)
1967年生まれ。1991年3月順天堂大学医学部を卒業。現在、順天堂大学医学部産婦人科学講座教授。順天堂大学女性スポーツ研究センター副センター長、順天堂大学スポーツ健康医科学推進機構副機構長、女性スポーツ医学研究会理事など、学内外で多くの役職を務める。
思春期から妊娠適齢期の女性の妊娠、妊よう性に関わる問題の解決を目指し、診療・臨床研究に取り組む。妊娠にとって重要な月経異常、不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫といった女性特有の疾患に対する診療や低侵襲手術を行う一方で、スポーツドクターの国際資格であるPHICIS (Pre Hospital Immediate Care in Sports)コース (level2) を取得し、アスリートのコンディショニングを医学、栄養学の面からサポートしている。
桜間裕子氏(順天堂大学女性スポーツ研究センター 特任助手)
1972年生まれ。競泳では筑波大時代の91年、日本学生選手権(インカレ)女子100メートル自由形優勝。卒業後は福島県立高の教諭、青年海外協力隊(中国・水泳コーチ)での活動を経て2008年に日本パラリンピック委員会(JPC)事務局へ。パラリンピックでは2008年北京大会、2010年バンクーバー冬季大会で日本選手団総務を務めた。2011年より順天堂大学勤務。2014年女性スポーツ研究センター設立時から事務局運営に携わり、2018年より現職。JPC女性スポーツ委員会副委員長(2017年~)。2022年北京パラリンピック冬季競技大会日本代表選手団副団長を務めた。
■ありもり会議
大学スポーツの魅力を発信していくと同時に、運動部学生を取り巻く環境のリアルな状態を知ることで、より安全安心な環境整備の支援に繋げていくために、UNIVASの主役である運動部学生等の生の声を聞くものです。
順天堂大学について
順天堂大学は、医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部、保健医療学部、医療科学部の7学部及び3大学院研究科、6附属病院を擁する「健康総合大学・大学院大学」として、教育、研究、診療・実践を通じた国際レベルでの社会貢献と人材育成を行っています。今後も、社会のニーズに真摯に応え、社会から支持され続ける大学を目指してまいります。
URL:https://www.juntendo.ac.jp/
『UNIVAS』について
一般社団法人大学スポーツ協会は、大学スポーツの振興を目的に2019年3月に発足しました。学修環境の充実、安全・安心して競技に取り組める環境整備と共に、大学スポーツ全体の価値向上にむけて活動しています。
URL:https://univas.jp/
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2024.10.03 12:00