地域経済活性化に向けた福岡証券取引所への会員加入準備について
フィリップ証券株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町4-2、代表取締役社長:永堀真)は、東京プロマーケットで築いた上場支援の経験を生かし、福岡証券取引所(以下「福証」)が2024年度後半に開設する予定の「福証プロマーケット(仮称)」に参画し、九州を中心とした有力企業の成長を支援するため、福証加入への準備を進めていることを報告します。
フィリップ証券株式会社(以下「当社」)は投資銀行業務、並びに株式執行業務のさらなる拡充を目的に、福岡証券取引所(以下福証)の会員加入に向けて準備を開始したことを報告いたします。会員加入後は、以下の事業を推進する予定です。
プロ投資家向け市場への参画について
当社は東京証券取引所のプロ投資家向け市場である東京プロマーケットにおいて、その市場創設当初からJ-Adviser(上場前の上場適格性の調査確認や上場後の適時開示の助言・指導などを一括して担当する役割)として事業会社の上場支援を行い、主幹事としての取扱数最大の証券会社となっております。ここで培われた経験を活かし、福証に創設予定のプロ投資家向け市場においても、付加価値が高く成長性のある企業の上場支援を積極的に行って参りたいと考えております。
一般市場における上場主幹事業務について
プロ投資家向け市場における上場支援だけでなく、福証本則市場及び新興企業向け市場のQ-Boardにおいても、事業会社の要望に応じて同取引所の対象地域における有力企業の上場主幹事業務を行って参りたいと考えております。
Fukuoka TRCフィージビリティスタディへの参画について
国際金融機能誘致を目指す産学官連携組織「TEAM FUKUOKA」が誘致しているシンガポールのフィンテック企業、M-DAQがシステム提供する「Fukuoka TRC」プロジェクト(主にアジア地域の海外個人投資家が自国通貨建てで福証上場銘柄を取引できるサービス)のフィージビリティスタディにアジアの主要証券会社の一つとして参画いたします。
当社はアジア、特にアセアン地域に軸足をおいた総合証券会社として、地理的にも近接している九州を中心とした経済圏の活性化に貢献すべく、年度内を目標に福証会員加入の準備を進めております。
■フィリップ証券株式会社について
フィリップ証券は、「わかる、かわる」をブランドコンセプトに、「投資のことがわかる」「わかって参加する」楽しさを皆様へお伝えしています。親会社のPhillipCapital(本社シンガポール)は世界15か国と地域で展開し、現在世界 26 の主要な金融取引所の会員権を有するグローバル金融グループです。フィリップ証券は1944年に成瀬証券として生まれ、2002年にシンガポールに拠点を持つ、PhillipCapitalグループの一員となりました。成瀬証券時代からの地域密着型営業とグローバル展開が強みです。なお、東京都中央区日本橋兜町にあるフィリップ証券の本社は西村好時氏の設計で1935年に施工された、「レトロな建物」として雑誌「Hanako」やテレビ番組「出没!アド街ック天国」などで紹介されています。
商号 : フィリップ証券株式会社
代表者 : 代表取締役社長 永堀 真
所在地 : 東京都中央区日本橋兜町4-2
設立 : 1944年4月
事業内容:有価証券等の売買、店頭デリバティブ取引等の金融商品取引業および商品先物取引業 並びにそれに付随する事業
登録番号:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第127号
商品先物取引業者 経済産業省20180404商第1号 農林水産省指令30食産第412号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本STO協会
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