■ウィーン発 世界遺産ヴァッハウ渓谷1日観光
ドナウ川流域で最も美しいといわれるヴァッハウ渓谷にてドナウ川クルーズをご満喫ください
1989年(平成元年)映画「男はつらいよ 寅次郎心の旅路 第41作」ではドナウ川をバックに寅さんが教会の神父さんのことを御前さまと呼んでいたことが印象的でした。
■ウィーン発 世界遺産ヴァッハウ渓谷1日観光
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オーストリアの首都ウィーンから約100㌔離れており、高速道路を使って約1時間半でメルクの修道院に到着します。ヴァッハウ渓谷は美しい風景と遊覧船やワイナリーなど魅力的な観光地のため約8時間の日帰り観光が大人気となっています。
当地は全長2,850㌔の国際河川の中の中流ほどにある約35㌔の緩やかな渓谷地です。両岸にはぶどう畑が広がり、河岸に建つ修道院や古城、そして中世からの町々が織り成す景観が2000年に世界文化遺産に登録されています。メルクの修道院は白と黄色のバロック建築でベネディクト会派の修道院です。この河川を見下ろす場所に建ち、多くの中世の蔵書や華麗な礼拝堂が素晴らしく、多くの観光客を集めています。昼食後には下に降りて、乗船場からドナウ川下りに乗船できます。4月中旬~10月下旬の季節運航ではありますが、約1時間の船旅を続けると陶器のウエッジウッド風の淡い水色の外観のデュルンシュタイン教会が見えてきます。ヴァッハウ渓谷のシンボルだけあってお客様からの歓声とシャッター音が響きます。
このあたりは中世、十字軍遠征の帰路にこの地でイギリスの「リチャード獅子心王」が捕まり、王の身の上を案じた騎士ブロンデルは吟遊詩人に扮装して王の好んだ歌を唄いつつ諸国を探したところ、同じ歌で応え る声があり、リチャード王を発見したという伝説があります。そんな千年も前の歴史にも驚きますが、さらにタイムワープすると当地では旧石器時代に作られたという『ヴィレンドルフのヴィーナス』が発見されました。すなわち、当地域には太古からの文明が開かれていたと伺わせます。昨年、研究の成果が発表されてドナウ川で発券された石人形の石は北イタリア産という発表が話題になりました。
時代を現代に戻します。1989年(平成元年)映画「男はつらいよ 寅次郎心の旅路 第41作」が公開されました。大人気のフーテンの寅さんですが、当時のウィーン市長が大のファンで是非、ウィーンでロケしてほしいというラブコールにお応えしてこのシリーズ唯一の海外ロケが行われました。竹下景子がガイドとしてマドンナ役を務め、純日本の寅さんも終了間際にはダンケシェーンというセリフもある国際映画でした。デュルンシュタインではドナウ川をバックに寅さんが教会の神父さんのことを御前さまと呼んでいたことが印象的でした。
今年、東京都美術館で鮮烈な印象を残した画家エゴン・シーレも青年時代にヴァッハウ渓谷でも多くの風景画を描いています。
爽やかなドナウ川ドライブは是非専用車とガイドさんによるプライベートツアーでお越しください。
ワイナリーでの試飲やお買い物、ちょっとした古城へのハイキングなど1日観光では思う存分ドナウの美しさを感じることが出来ます。
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