SB C&SとSupermicro、GPUサーバーの日本市場拡大に向け協業
~両社でGTMタスクチームを構築し、市場開拓を推進~
ソフトバンク株式会社のグループ会社としてディストリビューション事業を担うSB C&S株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:溝口 泰雄、以下「SB C&S」)と、高性能、高効率なサーバーテクノロジーのグローバルリーダーであるSupermicro, Inc. (NASDAQ: SMCI)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長 兼 最高責任者(CEO):チャールズ・リアン、以下「Supermicro」)は、AIの開発と活用に不可欠なIT基盤であるGPU※サーバー製品の日本市場拡大と速やかな普及を目的に、GTM(Go-To-Market)戦略における協業に合意しましたので、お知らせします。
世界的に企業によるAI活用が飛躍的に広がる中、大量のデータを高速に演算処理することができるGPUを搭載したサーバー製品への需要が急速に高まっています。その中でも最新GPUに最適化したSupermicroの製品が世界中で好評を博しています。これまでもSupermicroとSB C&Sは、ディストリビューター契約を締結して販売活動を進めてきましたが、AIの自社開発やデータセンターの新設など、日本国内においてもGPUサーバー製品への需要拡大が予測される中、日本市場の拡大に向けて両社の協力関係をさらに深化させ、共同のGTM戦略とタスクチームを構築することとなりました。
共同のタスクチームは、ソリューション提案強化のための営業とセールスエンジニア、プロモーション活動強化のためのマーケティング、お客さまに安心してお使いいただくための保守サポートを担い、SupermicroとSB C&SのそれぞれからGPUサーバー製品を含めたITインフラ環境の構築に精通したメンバーで構成します。これにより、SB C&Sが有する全国約1万3,000社の販売パートナーおよびソフトバンク株式会社のグループ企業と連携しながら、国内企業のさまざまなAI活用ニーズに対応できる販売体制を整備・拡充します。
タスクチームの活動は2023年10月以降の開始を予定しており、2023年10月3日(火)~6日(金)に開催する「SoftBank World 2023」内の特別講演においても参加企業の皆さまへご説明する予定です。
SupermicroとSB C&Sは協業を通して、AI活用に必要なGPUサーバー環境を提供するだけではなく、最新のテクノロジーやイノベーションを使いやすい仕組みや形で速やかに普及させることで、日本企業の生産性と競争力の向上に貢献します。
※ Graphic Processing Unitの略。汎用的な並列計算が可能という特長を生かして、画像解析や生成AIなどの処理を高速で実行できる半導体
本件に関するお問い合わせ
SB C&S お客さまお問い合わせ窓口
SBBMB-sbb-cphwm@g.softbank.co.jp
Supermicro, Inc. 社長 兼 最高責任者(CEO) チャールズ・リアンのコメント
SupermicroはSB C&Sと緊密に協力し、日本市場に最先端のAIインフラソリューションを提供できることを非常に喜ばしく思っています。AI環境で発生する複雑な問題に対するサーバーとストレージのソリューションを構築してきた当社の経験と、SB C&Sの日本市場における専門知識によって、幅広い分野の組織にAIを提供することができるようになるでしょう。
SB C&S株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 溝口 泰雄のコメント
このたび、Supermicroとの協業を進めることができることを大変うれしく思っています。日本においてもAIの開発や活用に欠かせないGPUサーバーへの関心が急速に高まっています。Supermicroとの連携を一層強化し、SB C&Sの販売力と組み合わせることで、お客さまのニーズに合ったAIインフラを速やかにご提供し、企業のDXに貢献していきます。
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