■クラクフ 気軽にぷらっとプラン3日間

日本トラベルコーディネート株式会社

2023.09.22 11:11

旅情あふれるクラクフは「ポーランドの京都」と呼ばれる中世そのままの街並みが現代まで残る世界遺産です

10月に総選挙を迎えるポーランド。今、時代の中心にいるポーランドを訪ねてみませんか?

■クラクフ 気軽にぷらっとプラン3日間
 
10月に総選挙を控えているポーランドは隣国ウクライナを支援してきましたが、選挙になると様々な思惑があり、駆け引きも多いようです。
中央ヨーロッパへの旅行のハブ空港になる首都ワルシャワはLOTポーランド航空が成田空港との直行便を運航し、15時間で結んでいます。商業・政治経済の中心地であるワルシャワも見どころが多数ありますが、観光地としては南部の都市クラクフに軍配が上がります。
 
クラクフは14~16世紀に王都として繁栄を極め、河川を通じた交通の要衝でもありました。日本の京都のように美しい建築や文化財に溢れ、文化、芸術の都として花開きました、1978年に世界遺産第1号に登録されました。中央広場にある1222年に建設された聖マリア教会の内部は息をのむほど美しく、祭壇も立派です。モンゴル軍侵攻の警鐘ラッパを今に伝えるように1時間ごとに時を告げるラッパの音が鳴り響きます。旧市街は馬車でも観光が出来、戦禍を免れた街並みはヨーロッパのイメージにピッタリと言えます。
 
この街のシンボルマークはドラゴンです。クラクフにはドラゴン伝説が残ります。ヴァヴェル城近くの洞窟に住んでいたというドラゴンが暴れまわり、困った王様が誰か退治してほしいと願っていたところ、靴職人が羊の毛皮に硫黄を包んで置き、ドラゴンを誘い出します。ドラゴンはそれを食べて苦しみ、のどが渇いたので、川の水を全部飲んで爆発し、平和な日々が戻ったそうです。若い見習い靴職人はドラゴン退治した褒美として、王の娘と結婚し幸せに暮らしたそうです(諸説あり)。
 
旧市街が観光のハイライトになりますが、戦前から日本美術のコレクションが盛んでした。日本政府や企業からの支援を受け、建築家・磯崎新氏がデザインしたマンガ館が完成し、現在、日本美術技術博物館“マンガ”館として公開されています。さらに、南東へ約10km行くと全長300㌔の世界最古の岩塩坑があります。美しすぎる地下宮殿と言われ、世界遺産に登録されています。また、西方へ約70km行くとナチス・ドイツがユダヤ人を強制収容した場所を「負の遺産」として世界遺産に登録されています。平和の大切さを再認識できる場所になっています。クラクフに滞在して足を伸ばしてみるのも一興です。
 
クラクフの宿泊、送迎、日本語観光がセットになった気軽にぷらっとプラン3日間はオーダーメイドの旅を探している皆様にピッタリです。
 
・ポーランドの旅コンテンツはこちら
https://tabi-choku.com/plan/list/?area=7&country=119

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観光・レジャー