~ 療育・教育プロ先生&知的障害をもつ子の母であったらいいなをかたちに ~
感情絵カードで子どもと心を通わせよう!!
療育・教育プロ監修のもと、実際に知的障害のある息子でも使用しモニタリングを重ねながら、あったらいいなをかたちにした絵カード(生活編 https://qol-kimoti.com/picture-card-life/)に続き、『絵カード(感情編)』の販売も開始致しました。
絵カードとは
子どもが日常生活で必要なお仕度や生活行動、また感情面などを、視覚的にカードのイラストと文字でみせながら、イメージや認識させやすくするものです。時系列に順を追って説明し、視覚的に見通しを立てやすくすることで、情緒面でも比較的安心しやすくなる為、療育現場などではほとんどといっていい程よく使用されています。
使用方法によっては、ひらがなも一緒に覚えることもできる為、知育的にもとても役立つ他、感情を言語化するのが苦手なお子さんにとっては、絵カードで自分の気持ちを示す事で、親子双方向の意思疎通がとりやすくなり、親子で心を通わせやすくなったり、コミュニケーションの幅も広がります。
感情絵カード活用メリット
「このモヤモヤ、、、なんなんだろう??」
「もう~とにかく叫びたい~!!」
「とりあえずよくわからないけどなぜか涙でちゃうの」
自分の素直な感情を伝えるのが難しかったり、そもそも自分の今の感情がよく分からず整理できなかったり、言葉にできない局面、皆さんはありませんか?!
大人でも感情のコントロールというのは、一筋縄ではいきません。
ましてや、子どものうちは、この気持ちはなんというのだろう??と、初めての体験や感情に出会うことが多々あります。
感情表現をイラストを見ながら、「このお顔のこの感じ、なんか私に似ているかも?!」「これは、なんという気持ちなの?!」と、視覚的に照らし合わせて自分の感情を知るのに、絵カードはとても有効です。
子どもの社会が成長と共に広がっている環境下において、自分の今の気持ちを言葉で伝えられること、例えば、もしも困ったことがあった時には、「〇〇な気持ちだから、助けてほしいんだ。」と周囲に援助要請の意思表示ができることは、自分を守る上で、非常に大切なスキルの一つです。
感情を知る、伝えるということができるようになると、他者の感情も汲み取ることができるようになってきて、周りとの衝突も減り、信頼関係から本人も周りも安心して過ごせやすくなります。
※それぞれのお子さんの特性によっては、効果にバラつきが生じる事もございますので、その旨ご了承下さい。
感情絵カード活用例
- お子さんの表情・様子をみて似た感情のカードをみせる
楽しそうにしていたら「たのしい」のカードを、悲しそうにしていたら「悲しい」のカードをみせるなどして、「今の気持ちは〇〇のかな?!」と問いかけ感情の確認をしてみましょう。 - お子さんにお守りとして携帯してもらい、何かを伝えたいときに差し出してもらう
言葉として自分の気持ちを他者に伝えることに抵抗があったり、苦手だったりするようなお子さんの場合には、お守りがわりとしてカードを携帯し、助けてほしい、手伝ってほしい人にカードを差し出して気持ちを伝えてもらいましょう。 - 絵カードを差し出しながら感情を言葉にしてみよう
カードで伝わるんだ、助けてもらえるんだとお子さんが認識してきたら、次のステップとして、絵カードを差し出す時に、一緒に感情を言葉にしてもらってみましょう。徐々に慣れてくると、絵カードがなくても自分の気持ちを伝えられるようになってきます。お子さんにとって、無理のないペースで進めて頂くのが良いかと思います。
感情絵カードで遊ぼう!!
絵カードは、最近では療育施設だけではなく、保育園・幼稚園や学校,幼児教室等でも言葉遊びや様々な活用法で、利用されるようになってきています。
こちらでも、2つ程ご紹介をさせて頂きます。
- 顔真似ゲーム
「楽しい」「悲しい」「怒った」「驚いた」顔など、絵カードの表情をご家族で色々と真似っこして遊んでみませんか?!
最近は、“我が子LINEスタンプ”なども流行っていますよね?!色々な表情のお子さんを写メに撮って、記念にLINEスタンプにしてみるのも良さそうですよね♬
- 神経衰弱ゲーム
男の子バージョン・女の子バージョンとセットで購入し、同じ気持ちの感情カードを揃えるという、神経衰弱ゲームも面白いかと思います!!
神経衰弱は、集中力や記憶力を鍛えるのにも良く、知育効果も高いです。先ずは少ないペア枚数からはじめて、徐々に枚数を増やしながらご家族やお友達とお楽しみ下さい♬
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