橋本悠希展「Bye Bye Black Sheep」開催中
eitoeikoでは9月30日まで橋本悠希展「Bye Bye Black Sheep」を開催いたします。弊廊での2年ぶり6度めの個展となる本展では、イスラエルでの研修から、自然と人間社会との接点を象徴する素材に着目し、芸術的なアプローチを試みます。そして作家が抱えるストレス性の不眠症の原因でもある抑圧と創造の関係性を「厄介者」を意味する黒い羊に重ね、羊を数えて眠る行為から発展させた作品を発表します。展覧会タイトルは童謡「Baa Baa Black Sheep」より、不眠症との訣別の意味を込めています。13世紀の英国で生まれたこの童謡の歌詞にも、重税に苦しむ庶民の嘆きが隠されているといわれています。歴史の舞台の地での体験の成果として、古今東西の歴史や社会制度、複数の異文化をつなぐ様々な作品が生まれました。この機会にお気軽にお立ち寄りください。
橋本悠希(はしもと・ゆうき)
1988年愛知県生まれ。2011年武蔵野美術大学造詣学部油絵学科版画専攻卒業。2013年多摩美術大学美術学部工芸学科卒業。2021-2022年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてイスラエルにて研修。近年の主な参加展に太占ノ随二(個展 eitoeiko 2021)、第8回山本鼎版画大賞展(上田市美術館 2021)第21回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館 2018)、第3回マカオ版画トリエンナーレ(2018)ほか。
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