カヤネズミの仔獣(赤ちゃん)が産まれました
日本最小のネズミです。
世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市 館長:池谷幸樹)では、8月中旬に産まれたカヤネズミの仔獣(赤ちゃん)を展示いたします。
リニューアルした水槽で、日本最小のネズミの子育てを観察
仔獣が産まれたのは8月14日前後と考えられ、およそ10日が経過しています。これまでは巣の中にいることがほとんどで、あまり姿を見ることはできませんでしたが、まもなく離乳を迎えて巣の外に出てくることが多くなると思われます。
カヤネズミは植物の上で生活し、葉を球状に編んだ巣をつくることが知られています。巣作りの様子など、カヤネズミ本来の動きを観察できるように、本物の植物を導入した展示水槽を今年7月にリニューアルいたしました。リニューアル直後から巣作りをする様子が見られ、この度、仔獣を確認することができました。
今しか見ることができない貴重な姿
成獣の体毛はオレンジ色(明るい茶色)ですが、仔獣の体毛はまだ灰色がかっていて、大きさは成獣の半分ほどです。
およそ2か月で成獣とほぼ同じ大きさとなり、繁殖をおこなうことができるようになります。
ご覧いただく際には、カヤネズミが驚かないよう、水槽を叩いたりフラッシュ撮影をしないようご協力をお願いします。
たまに外に出てくることもありますので、優しく見守ってあげてください。
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