陶器のおひつ「感動おひつ」で保存するとおいしい理由、それは萬古焼の特徴である調湿機能がはたらいているからです。陶器素材の無数にある細かい気孔が、ご飯の水分が少ない時は水分を放湿し、水分が多い時は水分を吸湿し、ご飯の水分量を最適に調整 します。 炊きたてご飯の旨味ある湯気をとじこめても、感動おひつは水分を吸湿または放湿することで、ご飯の水分量を整えているのです。電子レンジで温め直しの際も、水分は感動おひつ内の全体に行き渡り、水分量を最適に調整します。

特徴2：トースターで火加減なし〝ほったらかし調理〟

調理のタイパ&電気代のコスパが叶ったアイテム

土鍋と同じ原料を使用している感動おひつは、ご飯を保存するおひつながら「調理器具」としても使用ができます。なんと、トースターで土鍋炊飯をすることが可能なのです。

従来のIWANOのおひつより薄いつくりにし、短時間で熱を通りやすくしたことにより実現したトースター土鍋炊飯。トースターのようにすぐ温まる電熱調理器と感動おひつの相性は良く、火を使わない土鍋炊飯調理を実現しました。炊き方は感動おひつに材料を入れ、トースターに入れたら15分加熱して、15分庫内で放置して蒸らすだけ。 お米を水に漬ける浸漬が不要で、かかる時間はわずか30分です。食パンのトーストと同じように、トースターにおまかせで炊きたてご飯が完成します。

火加減の調整不要、吹きこぼれなし。毎日身近に手軽に炊きご飯を食べられて、しかも省スペースで手間いらずな調理器具なのです。

そして気になる炊飯時の電気代は

「電気炊飯器800Wで1時間運用した場合」

と
「感動おひつをトースター1,000Wで20分運用した場合」

を比べると、電気炊飯器は1回あたり約20円。感動おひつは1回あたり約8.25円で電気炊飯器の半分以下の電気代でした。おいしいながら調理のタイパ・電 気代のコスパを叶えるキッチンアイテムなのです。

特徴3：炊飯に適した密閉度を実現

職人技・蓋の裏側に二重丸の凹凸

IWANOが応援購入サービス「Makuake」を実施する理由のひとつとして、原料である【ペタライト】が入手困難となっていることが挙げられます。現在、IWANOの炊飯土鍋やおひつなどを含む三重県萬古焼製品に用いられている原料【ペタライト】が 実は入手困難となっています。 ペタライトはこれまでアフリカのジンバブエで採掘されていました。 しかし、電気自動車やハイブリット車の普及により、バッテリー生産に必要な炭酸リチウムの世界的な需要で同鉱山が中国の企業に買収されたことをきっかけに、日本の陶磁器の伝統産業が燃料電池を始めとする資源確保の世界戦略に巻きこまれています。 土鍋の国内最大産地である萬古焼の萬古陶器工業協同組合はペタライトの確保に向け、その中国企業をはじめ、ジンバブエ以外の国々での調査聞き取りや、国・県などを含めた行政に対し原料確保への協力体制の嘆願を行なってます。 また同産地の三重県工業研究所では耐熱陶器のリサイクル化やペタライトの代替原料、陶土の研究も既に行われていますが、楽観視できる見通しの目処は今のところたっていません。ペタライトは熱膨張が非常に低く、また急熱急冷に対しても強いため土鍋などの耐熱食器の生産に用いられるほか、陶磁器全般のマット釉薬の原料としても使用されています。全国の陶磁器産業全体に大きく影響する原材料なのです...。出典:2023年6月15日発行 陶磁器組合連合 会報誌

今、日本の伝統産業がおかれている状況につきまして、より多くの方に知っていただけますと幸いです。

そして日本の家庭の食事に欠かせないご飯。近年では加熱方式や内釡の素材などにこだわった高級炊飯が人気をよび、10万円を超えるものも登場しています。保温機能のない、炊飯に特化したデザインの良い炊飯器も登場し、 市場を賑わしています。しかし保温し続けることでパサパサになったり、冷蔵・冷凍保存したご飯は炊き立ての感動がなかったり。保温機能がない炊飯器は温め直しを推奨していたりしています。 私たち、キッチン・アウトドアブランドの 「IWANO」は願います。せっかくおいしく炊けたご飯、最後まで 最高においしく食べてほしい。そしてそれを叶えるのがIWANOの”陶器”のおひつです。使用方法は炊き立てご飯を陶器のおひつに移し蓋をして、おひつごと冷蔵庫または冷凍庫へ保存するだけです。食べるときにはおひつごと、電子レンジで温め直します。