5年で13倍!「audiobook․jp」の会員数が250万人を突破

株式会社オトバンク

2022.07.14 14:00

サブスク導入やワイヤレスイヤホン普及などを背景にオーディオブック利用者急伸。 耳を使った勉強法として、話題の「リスキリング」への期待も

日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数(※1)を配信する「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也、以下「オトバンク」)は、2022年6月に「audiobook․jp」の会員数が5年前(2017年)の13倍となる250万人を突破したことをお知らせします。 ※1.日本マーケティングリサーチ機構2021年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査。

オトバンクは、2007年に日本初のオーディオブックプラットフォーム「FeBe」の提供をスタート。2018年3月にオーディオブックが聴き放題となるサブスクリプション「聴き放題プラン」を導入するなどサービスを新たにし、「audiobook.jp」へとリニューアルを行いました。

サブスク導入に加え、近年ワイヤレスイヤホンが急速に普及したこと、さらにコロナ禍の在宅時間増加で音声コンテンツを利用する人が増えたことを背景に、「audiobook.jp」の会員数が急増。旧サービス「FeBe」だった5年前の2017年は会員数が19万人でしたが、2022年6月にその13倍となる250万人を超えました。

 

最近では、仕事上のスキルや知識などを学び直す「リスキリング」(※2)が話題となる中、耳のスキマ時間を有効に使える勉強法としてオーディオブックが注目されています。そうしたニーズに対応し、オトバンクは2022年1月に法人向けのオーディオブック聴き放題プラン「audiobook.jp 法人版」をスタート。社員教育や福利厚生の一環として利用され、現在40社以上に導入されています。

また、耳を使った勉強法で偏差値30から東京大学合格を果たしたオトバンクの創業者・上田渉が、“耳勉強法”のエッセンスをまとめた書籍『超効率 耳勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)を7月22日に発売予定。耳とオーディオブックを活用した学びへの注目は今後高まるものと思われます。

 

通勤通学や家事育児の傍ら、散歩やジョギング中、リラックスタイムなど、様々なシーンでより多くの方々にオーディオブックやその他音声コンテンツをお楽しみいただけるよう、オトバンクは今後も作品ラインナップの拡充およびサービス体験の充実に取り組んでまいります。また、「audiobook.jp」を通してコンテンツホルダーの方々のコンテンツの音声化や、その収益化に貢献すべく、「聴く文化」の創造を目指します。

 

※2.リスキリング…「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」(経済産業省Webサイトより)

 

■オトバンク代表取締役会長・上田渉のコメント

私がオトバンクを創業したきっかけに、緑内障で失明した祖父の存在がありました。目が不自由な人だけでなく、目が見える人も、誰もが本を楽しめる「聴く文化」を創ることを目指し、オーディオブックサービスを立ち上げました。

創業してからまもなく18年になろうとする今、「audiobook.jp」は会員数250万人を突破。オーディオブック市場は電子書籍市場に続く次の成長市場として注目を集めるようになりました。しかし、「聴く文化」の浸透という点では、まだまだスタートラインに立ったばかりです。今後も、皆様に喜びや学びを提供できるコンテンツを拡充するとともに、オーディオブック市場の拡大に貢献し、いつでも、 どこでも、気軽にオーディオブックを楽しめる社会を目指してまいります。

 

 

■これから話題になるかも!?「audiobook.jp」トレンドキーワード

【耳勉強】

「目」だけでなく「耳」からも勉強は可能。スマートフォンやPCの普及で目を酷使する現代で、新たなインプット法として「耳」が注目されています。耳なら「家事をしながら」「移動しながら」「散歩しながら」など、「ながら」が可能。耳のスキマ時間の1日平均3.7時間を有効活用するビジネスパーソンが増えています。「audiobook.jp」では、2022年から開始した「audiobook.jp 法人版」も拡大中です。

オトバンクの会長・上田も、耳勉強を取り入れたことで偏差値30から東京大学合格を果たした経歴の持ち主。7月22日には、耳勉強のエッセンスをまとめた書籍『超効率 耳勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)を発売予定です。

 

【耳で脳トレ】

認知症予防のトレーニングの課題として、オーディオブックを活用した研究も進んでいます。運動とオーディオブックを掛け合わせることで、従来の認知症トレーニング(運動と計算課題の掛け合わせ)と同等の効果があることが判明。今後も認知症予防や脳トレにおいて、オーディオブックの活用が期待できます。

<参考>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000034798.html

 

【耳読シニア】

60代以上のシニア世代に、オーディオブックが広がっています。「audiobook.jp」会員のうち4割は、前年に比べて利用時間が「増えている」と回答。さらに「ほとんど毎日」使っていると回答した人も4割にのぼりました。老眼等で目を使った読書が難しくても、新しい趣味としてオーディオブックを楽しむスマートシニア・耳読シニアがこれからも増えそうです。

<参考>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000226.000034798.html

 

【読書サブスク】

さまざまな分野で「サブスク」が当たり前になっている昨今。オーディオブックでもサブスクプランは人気で、2018年にサブスクを開始してから「audiobook.jp」の会員数が急拡大しています。読書の秋に、「耳で聴く本のサブスク」がさらに広がるかも?

 

【リベンジ読書】

オーディオブックでは、最新のベストセラーのほかロングセラーの名著も非常に人気があります。「ずっと読みたかった」「読もうとしたけど読みきれなかった本」を、「耳」で挑戦するという利用方法が人気です。ジャンルも、『モモ』『夜と霧 新版』『完訳 7つの習慣』など小説から手記、ビジネス書など多岐にわたります。

 

 

■オーディオブックの可能性に期待をよせる有識者のコメント

 

◇みくりキッズくりにっく院長・小児科医:本田真美医学博士

「情報の理解や記憶において、視覚優位タイプや聴覚優位タイプなど、人それぞれ『認知特性』が異なります。目で文字を追うより耳で聴いた方が情報を理解しやすい人もいて、それぞれに合った学び方があるので、読むだけではなく聴くという選択肢を提供できるオーディオブックはすごく良いと思います。また、認知特性は環境によって変化することもあります。最近はゲームや動画など視覚的なコンテンツが多いなかで、オーディオブックのような音による言語だけに注意を向ける体験をするのは、『聴く』ことのトレーニングとしても使えると思います。」

 

◇関西福祉科学大学 保健医療学部 リハビリテーション学科:重森健太教授

「介護の現場では、認知症予防のために認知課題と運動を組み合わせたデュアルタスクというトレーニングが取り入れられています。しかし、計算やしりとりといった従来の認知課題は、慣れてしまったり、単純すぎたりすると効果が薄くなってしまうという問題がありました。オトバンクとの共同研究で、オーディオブックに計算課題と同等の効果がみられたことは非常に意味のあることだと思います。様々な作品のあるオーディオブックなら飽きずに取り組め、趣味の延長線上でも取り入れやすいのもメリットです。私事ですが70代の母が、最近目の手術をして2ヶ月間目が見えない状況になったため、オーディオブックをプレゼントしました。目が見えない中で唯一の楽しみがオーディオブックのようで、毎日時間を忘れて小説を聴いているようです。オーディオブックの需要はこれからどんどん伸びていくのではないかとあらためて思います。」

 

 

■「audiobook.jp」会員の皆さまからのコメント

 

「オーディオブックに出会ったおかげで学習機会が増えて、仕事でも高い評価が得られるようになりました。また、『7つの習慣』をはじめとした、自己を高める書籍も豊富なので、人としても成長する要因になっていると思います。」(東京都・30代)

 

「いつも利用させていただいています。コロナの影響でテレワークになり、自室で無音だと寂しいからとオーディオブックでリスキリングを始めましたが、個人的に音で覚える方が向いているようで、自分で本を読んで勉強するよりもすんなり頭に入ってきてとても役立っています。」(茨城県・30代)

 

「『FeBe』の頃から聴いています。小説を声優が演じているオーディオブックは映画やドラマを観るより面白いと思います。85歳の母も毎日楽しみに聴いています。聴く本は私が選んでいます。いい親孝行ができていると思っています。」(大阪府・60代)

 

「本を読みたいのに家事をしなければならないと思うとストレスを感じていましたが、『audiobook.jp』を聴きながら料理や掃除をすることで解決。聴く読書は、眼が疲れず脳にも良いのではと思います。本がどんどん増えて楽しみですね。」(東京都・50代)

 

「ディスレクシアという障害特性上読むのに少し時間がかかるのですが、オーディオブックを使い始めてから読める本の量が増え感謝しています!これからもサービスの成長を楽しみにしています。」(神奈川県・20代)

 

「毎日、利用しています。今まで本を読んでいなかったこともあり、いろいろなジャンルの本を聴きながら、ウォーキングやランニングをしています。特に、2倍速にすると聴き流しではなく、集中して聴くことができ、頭に言葉が入ってきます。本を聴きたいために、週末は15km〜20kmほど走っています!」(岐阜県・40代)

 

「元々読書が好きでしたが、オーディオブックを使うようになって読書量が10倍増えました。月に20冊は読めるので知識量がすごく増えています。オーディオブック配信サービスはいくつか使っていますが、総合的にみても『audiobook.jp』さんが一番使いやすいです。今後も様々なジャンルの本が増えるのを楽しみにしています。」(広島県・40代)

 

「老眼で本を読むのが辛くなってきた最近、オーディオブックのおかげで、耳で読む、を楽しんでおります。これから年をとるにつれ、ますます利用しそうです。また、人の声を聴くのは孤独な毎日が癒える思いです。」(新潟県・50代)

 

 

■2022年上半期人気オーディオブックTOP10(2022年1月1日~6月30日)

 

「audiobook.jp」のユーザーがダウンロードした作品数と視聴時間をもとに、2022年上半期(1月1日〜6月30日)の人気オーディオブックTOP10を発表。「チケットプラン・単品購入TOP10」と「聴き放題プランTOP10」それぞれのランキングをご紹介します。

チケットプラン・単品購入と聴き放題プラン共通で、「自己啓発」「成功哲学」ジャンルの作品が人気を集め上位にランクインしました。コロナ禍での在宅時間増加による個人での学び直しや、企業などの法人がリスキリングを推進する動きがあると推察されます。書籍2022年上半期ベストセラー単行本ビジネス書5位の『1%の努力』(※3) が、オーディオブックでは聴き放題プランにおいて1位に輝きました。

※3.トーハン調べ

 

【チケットプラン・単品購入TOP10】(DL数)

1位 『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』

・著者:スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン/訳  

・出版社:キングベアー出版

・ナレーター:茶川亜郎

・配信URL: https://audiobook.jp/product/176848

・販売開始日:2014/5/9

 

2位 『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』

・著者: グレッグ マキューン,高橋璃子/訳

・出版社: かんき出版

・ナレーター:和村康市

・配信URL:https://audiobook.jp/product/236180

・販売開始日:2017/3/24

 

3位 『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』

・著者: ハイディ・グラント・ハルバーソン,林田レジリ浩文/訳

・出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

・ナレーター: 大谷幸司

・配信URL:https://audiobook.jp/product/258355

・販売開始日:2020/4/20

 

4位 『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』

・著者: 岸見一郎,古賀史健

・出版社:ダイヤモンド社

・ナレーター:小林範雄,市村徹

・配信URL: https://audiobook.jp/product/174867

・販売開始日:2014/4/25

 

5位 『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』

・著者:M・スコット・ペック、森英明/訳

・出版社:草思社

・ナレーター:和村康市

・配信URL: https://audiobook.jp/product/263276

・販売開始日:2021/11/24

 

6位 『システム英単語〈5訂版〉フルセット全章』(霜康司、刀祢雅彦著, 駿台文庫版)

https://audiobook.jp/product/243936

 

7位 『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』(グレッグ・マキューン著、かんき出版刊)

https://audiobook.jp/product/263497

 

8位 『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』(モーガン・ハウセル,児島修著、ダイヤモンド社刊)

https://audiobook.jp/product/264174

 

9位 『人は話し方が9割』(永松茂久著,すばる舎刊)

https://audiobook.jp/product/259805

 

10位 『夜と霧 新版』(ヴィクトール・E・フランクル著,池田香代子/訳、みすず書房刊)

https://audiobook.jp/product/237681

 

 

 【聴き放題プランTOP10】(視聴時間)

1位 『1%の努力』

・著者:ひろゆき

・出版社:ダイヤモンド社

・ナレーター:海老沢潮

・配信URL: https://audiobook.jp/product/259489

・販売開始日:2020/8/14

 

2位 『夢をかなえるゾウ』

・著者:水野敬也

・出版社:文響社

・ナレーター:影平隆一,大川透,浅科准平,仲みのり,高槻陽一

・配信URL: https://audiobook.jp/product/98660

・販売開始日:2011/9/28

 

3位 『スピードラーニング英語 聴き放題 vol.1』

・著者:株式会社エスプリライン

・ナレーター:株式会社エスプリライン

・配信URL: https://audiobook.jp/audiobook/263078

・聴き放題配信開始日:2022/3/31

 

4位 『運転者 未来を変える過去からの使者』

・著者:喜多川泰

・出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

・ナレーター:白井翔太

・配信URL: https://audiobook.jp/product/263229

・販売開始日:2021/11/1

 

5位 『独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』

・著者:読書猿

・出版社: ダイヤモンド社

・ナレーター:和村康市

・配信URL: https://audiobook.jp/product/261347

・販売開始日:2021/4/6

 

6位 『自律神経の名医がつくった ぐっすり眠るためのCDブック』(小林弘幸著, アスコム刊)

https://audiobook.jp/product/233508

 

7位 『習慣が10割』(吉井雅之著, すばる舎刊)

https://audiobook.jp/product/261883

 

8位 『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』(デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイム著,小林朋則/訳, 文響社刊)

https://audiobook.jp/product/259408

 

9位 『賢者の書』(喜多川泰著, ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

https://audiobook.jp/product/149791

 

10位 『3秒でハッピーになる 超名言100』(ひすいこたろう著, ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

https://audiobook.jp/product/240893

 

 

■オーディオブックとは

オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。

 

audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)

株式会社オトバンクが運営する、日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数を配信する音声配信サービスです。2007年より配信を開始した「FeBe」からリニューアルし、2018年3月よりサービスを開始。オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指します。 2022年に会員数が250万人を突破。

 https://audiobook.jp/

 

【サービス概要】

・サービス名称:「audiobook.jp」

・サイトURL:https://audiobook.jp/

・App Storeページ:https://app.audiobook.jp/ios

・Google Playページ:https://app.audiobook.jp/android

 

・料金体系:

聴き放題プランは、月額880円(税込)。入会から2週間は無料でご利用いただけます。

個別購入は作品ごとの購入が可能。

(※単行本書籍とおよそ同価格帯(1,200円~1, 500円)での配信が中心。)

 

株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)

音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指している、日本最大級の配信数を誇るオーディオブックカンパニーです。500社以上の出版社様と提携し、主な事業として、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」でのオーディオブック販売をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」(https://sinkan.jp/)を中心とした書籍プロモーション事業も行っています。http://www.otobank.co.jp/

 

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