【イベントレポート】偏差値30から東大合格のオトバンク創業者・上田渉が監修・「耳勉強法」を取り入れた特別授業を小学生が体感
RISU塾・本駒込校で5名が参加し、全員が“わかりやすかった“と回答
オーディオブック書籍ラインナップ数日本一(※1)の「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也、以下「オトバンク」)と、タブレット教材「RISU 算数」や「RISU塾」などを運営するRISU Japan株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:今木智隆、以下「RISU」)は、7月26日(水)「耳勉強法」を取り入れた読解力を高めるための特別授業をRISU塾・本駒込校にて開催いたしました。 ※1.日本マーケティングリサーチ機構2022年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査。
実施概要
日 時: 2023年 7月26日(水)11:00 – 12:30
開催場所: RISU塾・本駒込校(文京区本駒込3-31-5豊田ビル1F)
登 壇 者:
- オトバンク代表取締役会長・耳活アドバイザー・上田渉
- RISU 塾塾長・割ヶ谷啓太
授業の対象者: RISU塾生・RISU通信会員の小学2〜4年生 5名
当日の内容: 子どもたちが耳勉強法を体験する特別授業および上田渉による耳勉強法の解説
特別授業では読解問題2題(物語文)を用意。
1問目では各自で文章を黙読後設問に解答し、2問目では音声を2度聴いてから設問に解答することで、通常の黙読による読解演習と、音声を聞きながら文章を目で追う「耳勉強法」との違いを体感してもらいました。
その後、RISU会員に実施した事前アンケート結果をもとに、上田渉から言語を認識する仕組みや、音読の効果、上田自身の耳勉強法による東大合格の経験などを解説しました。
耳勉強法によるテスト結果
①通常学習 「十二支の物語」※
物語を自分自身で読み、問題に解答
問題演習(黙読+問題演習)12分
平均点(50点満点中) 35.8点
②耳勉強法 「タヌキとタニシのお伊勢参り」※
オーディオブックに収録の音声を2回再生
その後、8分間で問題に解答
平均点(50点満点中) 37.5点
※「頭のいい子を育てるおはなし366」より
答案を回収し、50点満点で採点を行ったところ、5名中4名が、耳勉強法を実施した「タヌキとタニシのお伊勢参り」の方が、黙読のみで行った「十二支の物語」よりも点数が平均して5点、高くなりました。
耳学習を体験後、子ども達に感想を聞いたアンケートでは、5名全員から「自分で読むよりわかりやすかった」「理解が楽になった」など、総じてわかりやすくなったとの声が聞かれました。
【子どもたちの感想の一例】
・ふだんは自分で読んでいたが、耳学習で物語を読みながら聞くとわかりやすく、「なるほど!このシーンは、タヌキがおどろいているんだな!」など分かり、物語が頭に入ってくる感じがした!!(小学4年生)
耳勉強法とは
耳勉強法とは、文字通り、耳を使った勉強法です。本の朗読や講義、講演、対談といったオーディオブックを聴き、聴覚を存分に活用する学び方です。今回授業で取り入れたのは、耳勉強法の中でも「文章を読みながらオーディオブックを聴く」という方法です。通常は本を読むと、①視覚からの文字情報をインプットし、②それを頭の中で自分 の声としてイメージし、③聴覚認識し、④言語野で理解する、という流れになります が、朗読のスピードに合わせて本を読むと、視覚情報と同時に耳からの聴覚情報によるインプットが行われるため、視覚と聴覚を同時に刺激することになります。複数の感覚から情報をインプットすることで、記憶の定着率が上がりやすくなります。
また、言語能力のうち言語を理解する力は、リスニング能力とリーディング能力に分けることができます。この2つの能力は相互関係を持っており、リスニング能力が鍛えられることでリーディング能力も向上し、結果として言語能力そのものを高めることができます。言語能力が向上すると、話し方がうまくなる、文章をより早く読解できるようになる、使える語彙が増える、論理的な思考能力がアップするなどの様々な効果が期待できます。
『超効率耳勉強法』著者・上田渉(オトバンク代表取締役会長)
1980年神奈川生まれ。東京大学経済学部経営学科中退。在学中から複数のNPO(代表例は、かものはしプロジェクト)の立ち上げ・IT企業の経営を経て、2004年にオトバンクを創業し、代表取締役に就任。
私立名門中学に入学したが、挫折し落ちこぼれる。高校3年生の時には全国模試での偏差値が30、教師からも見放されたが、音声を活用した勉強法を駆使し、2浪の後、東京大学に合格。
緑内障で失明していた祖父の影響で、目の不自由な人のためにもなる仕事をやりたいと強く思うようになる。自身が受験時代の勉強法として活用した音声学習もヒントに、オトバンクを創業。
日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数を配信する「audiobook.jp」を提供し、2021年に会員数250万人を突破。電子出版アワード2021デジタル・インフラ賞、エクセレント・サービス賞ノミネート(日本電子出版協会) など、多数の表彰歴を持つ。公共図書館へのオーディオブックサービスの提供や、社員教育向け「audiobook.jp法人版」も開始。読書バリアフリー法の施行に伴い、日本最大のオーディオブック事業者として「聞く文化」の普及・拡大に努めている。自身もオーディオブックの愛好家として知られ、聴取時間は1万時間を超える。
オーディオブックとは
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。
近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及で音声コンテンツの利用環境が急速に整ったことや、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションプラン導入などを背景にオーディオブックの利用者が急増。現在、オーディオブックは、紙、電子書籍に続く、第3の書籍として広がりつつあります。
RISU Japan株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:今木智隆)
苦手なお子さんが多く、1度つまずくと遅れを取り戻しにくい算数。その算数に特化したタブレット通信教材「RISU算数」を4歳~小学生に提供。
要となる教科の算数を、1人1人のペースで効率よく学習できる工夫が随所に。つまずきを感知して動画での解説が届く「せんせい動画」、忘れた頃に出題される復習問題、問題を解くと入手できる鍵を集めて謎解きや中学受験の問題に挑戦できる「スペシャル問題」が好評。https://www.risu-japan.com/
株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)
音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指している、日本最大級の配信数を誇るオーディオブックカンパニーです。500社以上の出版社様と提携し、主な事業として、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」(https://audiobook.jp/)でのオーディオブック販売をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」(https://sinkan.jp/)を中心とした書籍プロモーション事業も行っています。https://www.otobank.co.jp/
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