生き物の「まね」から新製品や新技術を開発。注目の【バイオミミクリー】とその発明家を紹介する科学絵本『すごい! ミミックメーカー 生き物をヒントに世界を変えた発明家たち』7/11発売。
新幹線の高速化プロジェクトに携わった元JR西日本の仲津英治さんをはじめ、世界の「ミミックメーカー」10人が登場。
西村書店(千代田区/代表取締役 西村正徳)は、『すごい! ミミックメーカー 生き物をヒントに世界を変えた発明家たち』を7月11日に発売します。 👑米国科学振興協会AAAS/SubaruベストSTEM絵本賞 受賞。📖日本語版監修/竹内 薫(サイエンス作家)
西村書店 公式ホームページ『すごい! ミミックメーカー 生き物をヒントに世界を変えた発明家たち』
カワセミ🐤 が 新幹線🚅に!? サメのはだ🦈が 抗菌加工✨に!?
超高速で騒音の少ない新幹線や、
1枚の羽で空中にとどまることができるドローン。
日光を効率的に集める太陽電池や、
さまざまなモノの表面の汚れをつきにくくする抗菌フィルムーー。
私たちの暮らしを豊かで便利にしてくれる、すばらしい発明は、
自然や生き物のすぐれた構造や形態の「まね(=ミミック)」から開発されたことをご存知でしょうか?
その研究は、「バイオミミクリー(生物模倣)※」とよばれ、
いま最も注目されている科学分野のひとつです。
「ミミックメーカー」とは、このバイオミミクリーで働く発明家のこと。
カワセミが水しぶきを上げずに水中に飛び込めるのは、なぜ?
ヤモリはどうやって壁をのぼっているの?
生き物たちの「すごい!」や「なぜ?」を観察し、研究して、
人びとの役に立つ新しいテクノロジーや製品を発明する、
10人のミミックメーカーを紹介します。
※バイオミミクリーは、「バイオミメティクス」ともいわれます。
🍃 おどろきや不思議でいっぱいの生き物たちは、新しいアイデアの宝庫です。
💡 世界最速の新幹線を開発した仲津英治さんは、趣味の野鳥観察から問題解決のヒントを見つけます。
🖊 作者・監修者・訳者 プロフィール
文●クリステン・ノードストロム(Kristen Nordstrom)
ノンフィクションの作家、教師。アメリカ・カリフォルニア州にあるSTEAM※の小学校で教える。自身の授業では、子どもたちが外へ出て、見たものをスケッチし、疑問を投げかけ、自分たちの発明品を考えだしており、だれもがミミックメーカーになれると信じている。本書が初めての著作。https://www.kristennordstrom.com
※STEAM(スティーム):Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせた教育概念。
絵●ポール・ボストン(Paul Boston)
イギリスの南ウェールズに住み、子ども向けの本にイラストをせっせと描いている。この本に取り組んでから、いつか自分でサマライ・ドローンを飛ばしてみたいと思っている。日本へ旅行して新幹線で山地に入り、カワセミやホタルを探しに行きたいとも考えている!
監修●竹内 薫(たけうち かおる)
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YES International School 校長。主著に『99.9% は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(青土社)など、訳書に『超圧縮地球生物全史』(ダイヤモンド社)など、監修書に『気温が1度上がると、どうなるの? 気候変動のしくみ』(西村書店)などがある。地球環境問題や犬猫の殺処分問題などでも積極的に発言している。趣味は野鳥撮影、カポエイラ、ルービックキューブ。
訳●今井 悟朗(いまい ごろう)
1971年横浜生まれ。主な訳書に『もしもせかいがたべものでできていたら』(フレーベル館)、『スチームパンク・ストーリー』『引き算のデザイン』(ともにグラフィック社)など。
📖 書 誌 情 報
■書名:すごい! ミミックメーカー 生き物をヒントに世界を変えた発明家たち
■クリステン・ノードストロム 文/ポール・ボストン 絵/竹内 薫 監修/今井悟朗 訳
■発売日:2023年7月11日ごろ
■ISBN:978-4-86706-046-9 ■定価:1980円(本体1800円+税) ■体裁:A4変型・上製
■ページ数:46ページ ■常用漢字使用 /すべての漢字にふりがな(※巻末の一部は除く)
■発行・発売:西村書店
■販売場所:全国書店、ネット書店(amazon・楽天ブックス・honto ほか)
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