クラウド受付システムを提供する株式会社RECEPTIONISTが資金調達を実施

株式会社RECEPTIONIST

2023.07.05 11:00

Bonds Investment Group株式会社、Salesforce Venturesより追加投資のほか、プライベート・エクイティ業界で約20年の投資運用実績があるファンド運営会社、ファミリーオフィスのDe Capital、ベクトル社より新たに調達

「RECEPTIONIST」「調整アポ」「予約ルームズ」を開発・運営する株式会社RECEPTIONIST(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:橋本真里子、以下「当社」)は、Bonds Investment Group株式会社、Salesforce Ventures、約20年の投資運用実績を有するプライベート・エクイティ・ファンド運営会社、De Capital1号投資事業有限責任組合、株式会社ベクトルの5社より資金調達を実施したことをお知らせいたします。

当社は今回調達した資金を用いて、さらなるマーケットシェアの拡大・プロダクト強化のための機能の拡充・組織強化などに活用する予定です。当社のミッションである「ホスピタリティを再定義し、働きやすい世の中を創造する。」の実現に向け、ビジネスの出会いの場にまつわるコミュニケーションの非効率を解決し、誰もが働きがいを感じられる世界を目指し、日本の生産性向上・アフターコロナでのオフィス回帰で発生する課題に向き合ってまいります。

今回の引受先 ※敬称略、順不同

・Bonds Investment Group株式会社(追加投資)
・Salesforce Ventures(追加投資)
約20年の投資運用実績を有するプライベート・エクイティ・ファンド運営会社(社名非公開)
De Capital1号投資事業有限責任組合
・株式会社ベクトル

 

資金調達の目的と背景

当社は、アナログな慣習が残る受付業務の効率化を目指して、2017年にクラウド受付システム「RECEPTIONIST」の提供を開始しました。企業受付に長年従事した代表の経験を反映させたサービスの使いやすさ・ビジネスチャットや外部システムとの幅広い連携機能などが評価され、年間利用回数200万回を突破し、ITツールレビューサイト「ITreview」で4年連続受付システム部門の最高位を獲得(*1)、コロナ禍で上場企業の導入が4倍に増加するなど、成長を続けています。

提供開始時は、働き方改革での導入が主でしたが、2020年以降はコロナ禍での感染症対策や変化する働き方にともなったオフィス再編での需要が急速に広まりました。現在も移転やフリーアドレス化・DXなどのさまざまな背景で受付を見直す企業様に向けてサービスを提供し、機能の向上を行っています。

また、会社に人が訪問するには、日程調整が必要で、受付を通る方は必ず会議室を利用します。こうした一連のビジネスにおけるコミュニケーションをワンストップで効率化することを目指し、2021年には日程調整ツール「調整アポ」、会議室管理システム「予約ルームズ」を提供開始しました。「調整アポ」は「2021年度に最もビジネスパーソンからの支持を集めたIT製品トップ50」の2位を獲得し(*2)、「予約ルームズ」が管理する会議室は1000室を突破するなど、会議の多様化、オフィス回帰によりそれぞれのサービスも成長を続けています。

今回の資金調達を、マーケットシェア拡大のためのサービス機能の拡充、その他新機能の開発、組織強化などに活用し、ミッションである「ホスピタリティを再定義し、働きやすい世の中を創造する。」の実現に向けて取り組んでまいります。

*1 アイティクラウド株式会社が主催するアワード「ITreview Grid Award 2022 Spring」にて受賞(2022年6月発表)
*2 ダイヤモンド・オンライン社「ユーザーが選ぶ「最強ITツール」ランキング50!2位は調整アポ、1位は?」https://diamond.jp/articles/-/303925 (2022年5月)

 

引受先からのコメント

Bonds Investment Group株式会社 パートナー 濱田 光貴氏 コメント
コロナ禍によって、業務のオンライン化が急速に広がった一方で、対面のコミュニケーションの重要性が改めて注目されています。RECEPTIONIST社は、受付プロセスや業務スペースの効率化、日程調整など、貴重なコミュニケーション機会の創出に関わる支援をしてきました。同社の高い品質のサービスはユーザーから高い評価と厚い信頼を獲得しており、この度、RECEPTIONIST社の成長性と市場リーダーシップに引き続き期待し、追加の出資をさせて頂きました。

株式会社セールスフォース・ジャパン 常務執行役員
Salesforce Ventures 日本代表パートナー 浅田 賢氏 コメント
RECEPTIONISTのサービスは従来の受付システムに加えて、調整アポ、予約ルームズをリリースし大きな進化を遂げました。コロナ禍を経て、従来の働き方が見直されていく中で、RECEPTIONISTは新しい働き方を下支えする必要不可欠なサービスへと進化をしています。RECEPTIONISTの更なる進化を本ラウンドへの参加を通じてご支援出来ることを嬉しく思います。

De Capital 代表取締役 吉田 知洋氏 コメント
RECEPTIONIST社は、創業以来、時の試練に耐えながら、企業の受付という場を起点にして、“人が持つ可能性の最大化”に挑戦されてきました。私自身、ユーザーとして初めてプロダクトに触れた時、あまりに感銘を受け、その体験価値をシェアして回ったことを覚えています。
実体験を踏まえて思うに、RECEPTIONIST社のプロダクトは、“テクノロジーが生み出す快適さ”と、“日本が誇る伝統的なおもてなし”が有機的に交わったプロダクトで、人が自然にその価値を語り紡いでいく強さを秘めていると感じます。今後、更に活躍の場を広げていく挑戦にご一緒できることを大変嬉しく思うとともに、De Capitalとして、RECEPTIONIST社の事業成長に貢献して参ります。

株式会社ベクトル 代表取締役会長兼社長 西江 肇司氏 コメント
「RECEPTIONIST」は、受付を起点としたオフィスDXで人とテクノロジーの融合を実現しています。「受付=人が介在すべき」というアナログな固定観念を崩し、“ホスピタリティ”を再定義することで、働く人々のより良い環境作りを目指すRECEPTIONIST社の姿勢に共感し、出資をさせていただきました。
今回の出資を通じて、この優れたビジネスモデルを世の中に広めていきたいと思い、お⼿伝いをしていきたいと考えています。

 

株式会社RECEPTIONIST 代表取締役CEO 橋本 真里子 コメント

この度、既存投資家の方々始め、新たな投資家の方々にもお力添えいただけることを、非常に嬉しく、また心強く思います。当社およびメインプロダクトであるクラウド受付システム「RECEPTIONIST」は、私が長年従事してきた企業受付のなかで、日々感じていた課題解決と受付の新たな可能性の提供を目指したことが創業・開発のきっかけとなっています。「時代が変われば受付も変わるべき」という考えが広がってきたことを実感しております。また、調整アポや予約ルームズといったプロダクトを携えることで、受付以外の課題解決も実現しています。アフターコロナのオフィス環境をより良いものにしていくべく、RECEPTIONISTは成長していきます。

 

「RECEPTIONIST」でビジネスのコミュニケーションを効率化へ

「ビジネスコミュニケーションをアップデート」をビジョンに、日程調整・受付・会議室の予約管理などの業務を効率化することで、主体性のある仕事に取り組める環境作りに貢献する3つのサービスを提供しています。

・クラウド受付システム「RECEPTIONIST」
受付の社内取次、受付票の記⼊、来客者情報の管理などを効率化する受付システムです。
サービスサイト:https://receptionist.jp/

・日程調整ツール「調整アポ」
スケジュール調整と当日までのフォローアップを自動化する法人向け日程調整ツールです。
サービスサイト:https://scheduling.receptionist.jp/

・会議室予約システム「予約ルームズ」
空予約や無断延長を自動で防ぎ、利用実態の分析を可能にするなど、オフィス資源の利用効果の最大化に貢献する会議室予約管理システムです。
サービスサイト:https://rooms.receptionist.jp/

 

株式会社RECEPTIONIST
所在地 :東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー20F
代表  :代表取締役CEO 橋本 真里子
設立  :2016年1月21日
事業内容:オフィス受付サービスの開発・販売、受付業務コンサルティング
URL  :http://receptionist.co.jp/

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種類
経営情報

カテゴリ
システム・通信