6/10は「こどもの目の日」!「弱視」の早期発見を啓蒙。3歳児健診の「屈折検査」の重要性をHPで情報発信、店頭では「子どもの目の病気」の可能性ある仕草をイラストで紹介
眼鏡の国家資格「眼鏡作製技能士」による、お子様の<視力検査・眼鏡づくり>のポイント解説も
全国104店の眼鏡専門店を運営する(株)ビジョンメガネ(大阪府大阪市、代表取締役社長 安東晃一)は、今年から新たに制定された記念日「こどもの目の日」(6月10日)を機に、子どもの弱視の早期発見につなげるための啓蒙活動を行います。 2023年6月7日(水)から、当社ホームページと店頭を通じ、子どもを持つ保護者に向けた情報発信をしていきます。
まず、「こどもの目の日」についてと、「3歳児健診の屈折検査」の重要性に関するコンテンツを、当社HP上に公開します。
3歳児健診の屈折検査は、眼鏡をかけても視力が上がらない弱視や眼疾患の早期発見に有効とされ、従来の視覚検査に加えて導入する自治体が増えています。検査の重要性や流れ、また弱視と診断された場合の治療用眼鏡の作成方法、保険適用について、詳しく解説します。※「屈折検査」…目のピントが合うために必要な度数(屈折)を調べる検査です。この検査によって、視力の発達を妨げる原因が分かることがあり、異常の見逃しを減らすことができます。
加えて、目の病気や異常に気付くための“子どものサイン”を9つのイラストで紹介するポップを、全国の店舗に掲示するほか、HP上でも公開します。「ものを見るとき頭を傾けたり、横目で見たりする」「ひどくまぶしがる」など、目の病気を早期発見するための仕草を分かりやすく紹介します。店頭で販売スタッフが、保護者から目の異常に関する相談を受けた場合は、まずは眼科受診を促し、より早い発見と治療へとつなげていただきます。【詳細】 ビジョンメガネHP: こどもの目の日・三歳児健診における屈折検査について
■ご参考情報
眼鏡の国家資格「眼鏡作製技能士」が解説 子どもの<視力検査・眼鏡作り>のポイント
昨年(2022年)3月に新設された眼鏡に関する国内唯一の国家検定資格(国家資格)「眼鏡作製技能士」。
今回、同資格の1級を取得している、当社営業本部・教育担当 課長の小倉正道(おぐら・まさみち)による、子どもの<視力検査>と<眼鏡づくり>のポイントを、一問一答形式で紹介します。
Q.「視力検査」はいつ頃から可能ですか?
一般に3歳以上になると「自覚的視力検査」が可能になると言われており、厚生労働省が義務付けている3歳児健診で視力検査が受けられます。屈折異常の早期発見、治療のためにも自治体の健診を受けることをおすすめします。
なお、子どもは自分から「見えづらい」と言うことはめったにありません。そのため、本やテレビを観ている時の距離や目の動きなどを、大人が注意して見てあげることが大切です。ご家庭で視力の変化に気づくのは困難な面もありますので、定期的な視力検査が必要だと考えています。
Q.子どもの視力がどの程度になったら眼鏡を作った方がよいですか?
眼鏡は、一般的に近視で視力が「0.3以上0.7未満」であれば必要な時だけ使い、「0.3未満」であれば、常に使ったほうがいいと言われています。とはいっても、日常生活の眼の酷使の頻度によっても異なりますし、近視だけでなく遠視や乱視などの人もいるので参考にしてください。
Q.子どもの目の屈折異常や視力矯正を放っておくことで生じるリスクや悪影響はありますか?
発達段階で何らかの原因により視力の成長が止まってしまうと、眼鏡を掛けても視力が上がらない「弱視」や、右の目と左の目が違う方向を向いてしまう「斜視」に。これらは自然に良くなることはなく、将来、運転免許の取得や就労に支障をきたす可能性もあります。
そのため、発達過程のできるだけ早い段階で、眼科医の指導による適切な治療が必要です。
また、近視を矯正せず放っておくと、目が疲れやすい、視力機能が低下するといったことや、強度近視や病的近視に進行することも。黒板の文字が見えづらいことなどが、集中力の低下、さらには勉強嫌いの要因の一つになるとも言われています。
Q.「眼鏡をかけるとさらに視力が落ちる」という話は本当ですか?
眼鏡をかけて、「近視が進行する」「視力が低下する」ということはないので、ご安心ください。眼鏡を頻繁に掛け外しすることも視力低下には繋がりません。
ご自身にあった度数で、正しい位置で眼鏡を掛けることが最も重要です。
Q.初めての視力矯正、眼鏡とコンタクトのどちらがいいのでしょうか?
コンタクトレンズは、目に直接レンズを乗せて使用するため、使用時間や期限、お手入れなどの衛生管理が必要で、小さなお子様にとっては扱いが難しくなります。扱いを誤ると目の病気の原因にもなる可能性があることから、自己管理ができる中学生や高校生になってからお使いになるのが安心です。
なお、コンタクトレンズは高度管理医療機器に指定されていますので、当社では、眼科医の処方によりお使いいただくことと、眼科医による定期的な検査をお願いしています。
Q.初めて子どもが眼鏡をつくる時のおすすめ手順は?
年齢に関わらず、お子様が初めて眼鏡を作る場合は、初めに眼科を受診することをおすすめします。
<1>…お子様の見え方に不安を感じたり、学校健診の視力結果でB~Dの判定が出た時は、まず眼科を受診して下さい。視力検査に加え、目の病気がないかを詳しく検査してくれます。
<2>…眼科で発行された処方箋を持って、眼鏡店へ。処方箋には、レンズの種類やグレード、フレームの指定はないことが多いので、店舗で適切な眼鏡を選びます。
<3>…店頭でのフィッティングはとても重要です。正しい位置で眼鏡を掛けられるよう、眼鏡の受け取り時に、しっかりと調整を行なってもらいましょう。
<4>…1カ月に1回を目安に、眼科や眼鏡店での視力測定やメンテナンスを行ないましょう。
お子様は、大人に比べて視力が変わりやすいため、定期的(小学校高学年までは1カ月に1回程度、高学年以上は3カ月に1回程度)に視力測定をするのがおすすめです。特に9歳未満の小さなお子様は、眼鏡の取り扱いに不慣れなため、フレームに歪みが発生しやすくなります。
視力変化の有無に関わらず、眼科や眼鏡店で見え方や掛かり具合をチェックしましょう。
※弱視の治療中は、眼科医の指導に従い定期検査を受けてください。
Q.子ども用眼鏡を選ぶ際のポイントはありますか?
お店選びのポイントとしては、「保証内容やアフターサービスが充実している」「通いやすい場所にある」、この2つがあります。
フレームの素材としては、柔らかさと軽さが特長の特殊な樹脂「TR90」や、「ベータチタン」「形状記憶合金」がおすすめ。また、毎日使うものなので、「ずれにくい」「掛け心地が良い」などの機能面から選ぶと良いでしょう。
<MYDO(マイドゥ)商品詳細>
https://www.vision-megane.co.jp/mydo/
Q.視力を悪化させないための注意点(視力を守る生活法)はありますか?
具体的には、「読書や勉強をする時は、明るい場所、正しい姿勢で」「本や教科書からは30cm以上距離をとる」「ゲームやパソコン、スマートフォンも長時間使用せず、時間を決める」といった点がポイントです。さらに、日光にあたる屋外での活動も良いとされています。お天気の良い日や休み時間は外で遊んだり、1日の中で2時間程度外に出るのも良いと言われています。
(近視には遺伝的要因と環境的要因の両方が関係していると言われています。そのため、上記が必ずしも効果があることを保証するものではありません)
【詳細】 ビジョンメガネHP:子供用眼鏡 購入時の保証比較!購入先の選び方なども紹介
眼鏡専門店「ビジョンメガネ」が子どもにおすすめするフレームの一つ「TOMATO GLASSES(トマトグラッシーズ)」。
眼科推奨の眼鏡ブランドとして、「ビジョンメガネ」全104店でも取り扱っています。
哺乳瓶にも使われる軽くて安心な素材。お子様の小さな頭にもしなやかにフィットするデザインで、
細かなサイズ調整にも対応。お子様の元気でイキイキとした成長を願って開発した子ども専用の眼鏡です。
店頭にご希望の商品がない場合、お取り寄せも可能です。
<TOMATO GLASSES(トマトグラッシーズ))商品詳細>
https://www.vision-megane.co.jp/img/brand/TomatoGlassesCatalog2023.pdf
▼国家検定資格(国家資格)「眼鏡作製技能士」について
「眼鏡作製技能士」は、2022年3月に新設された、眼鏡関連で唯一の国家資格です。
眼科専門医との連携を含め、眼鏡を必要とする顧客が視力補正用眼鏡等を選択し購入する際に、眼鏡店において行われる、視力の測定、レンズ加工、フレームのフィッティング等について検定を行っています。
レンズ交換無制限の有料保証サービス、視力が変わりやすい子を持つ保護者から人気、
保証利用のフレームの上位1~5位、子ども用が独占!
当社は、視力の変化に伴うレンズの交換のほか、フレームの修理・交換などを3年間、何度でもできる有料の保証サービス「ビジョンパーフェクト保証」(税込10,800円~)を展開。成長期で視力が変わりやすく、かつ眼鏡を壊しやすい子どもを持つママ、パパから、いま多くの支持を集めています。
2019年1月~2020年12月までの同サービス加入者で、2022年12月までの期間に、フレーム関連の保証を利用した商品のランキング上位1~5位は、全て子ども用が占めています。さらに、0~14歳の加入者は、同期間内で平均で1.6回、本サービスを使い、レンズやフレームの修理・交換などを行っています。
「ビジョンパーフェクト保証」は、1回あたりの保証上限金額内であれば3年間、レンズやフレームの交換等に何度でも応じます。破損や傷による修理・交換だけでなく、視力の変化によるレンズ交換も受け付けます。そのほか、品質、盗難、紛失の5つを保証する充実ぶりです。大手損害保険会社と共同開発した業界初(当社調べ)の保証サービスで、他社との差別化を図っています。
本サービスは、2019年1月1日に導入し、2023年2月末時点(開始から4年2カ月)で、加入件数7.7万件を突破しています。
<企画背景> 6/10は「こどもの目の日」!日本眼科医会らが考える、大切な「6歳で視力1.0」
記念日「こどもの目の日」の制定を機に、当社は子どもの目のトラブルの早期発見を促進できるよう、情報発信を行います。保護者に向け“子どもの視力の大切さ”への意識を高めていただきたい考えです。
引用:公益社団法人 日本眼科医会『6月10日『こどもの目の日』記念日制定』「日本眼科啓発会議において、6月10日『こどもの目の日』記念日制定に至りました。生まれたばかりは僅かしか見えない赤ちゃんも、その後成長し、6歳くらいまでには視力1.0を得ます。一方で、1.0に届かない「弱視」の早期発見・治療や、低年齢化する近視発症の予防にとって「6歳。視力1.0」はとても大切な節目と考えます。
そこで、「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いを込めて、6月10日を『こどもの目の日』に相応しい日と捉え、一般社団法人日本記念日協会を通して、記念日の一つとして登録された次第です。」
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