群馬県山間部で7.1トンの資材を3日半で大型ドローンで運搬
三井金属資源開発の地熱調査における取水設備設置の工期とコスト削減に貢献
株式会社クリーク・アンド・リバー社は4月5日(水)~10日(月)、三井金属資源開発株式会社が群馬県の山間部で行った地熱調査における取水設備設置に協力し、7.1トン分の資材の、最大積載量55kgの大型ドローンによる運搬を実施しました。作業は3日と半日で完了し、同作業を人力やヘリコプターなどを使った運搬と比べて、大幅に工期とコストを削減しただけでなく、作業員の負担やつまづき事故の危険性を軽減しました。
プレスリリース
https://www.cri.co.jp/news/004277
プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)は4月5日(水)~10日(月)、三井金属資源開発株式会社(以下MINDECO)が群馬県の山間部で行った地熱調査における取水設備設置に協力し、7.1トン分の資材(ポリエチレン管、水中ポンプ、エフレックス管、分電盤、単管パイプなど)の、最大積載量55kgの大型ドローンによる運搬を実施しました。作業は3日と半日で完了し、同作業を人力やヘリコプターなどを使った運搬と比べて、大幅に工期とコストを削減しただけでなく、作業員の負担やつまづき事故の危険性を軽減し、安全性向上に貢献しております。
■実施日
2023年4月5日(水)~4月10日(月) ※日曜日と雨天は休み
■実施場所
群馬県山間部
■作業内容
50kg弱の資材を含む取水設備(ポリエチレン管、水中ポンプ、エフレックス管、分電盤、単管パイプなど)、総重量7.1トンを標高1400mの山中で、距離220~830mを195フライトして3日半で輸送
■作業体制
ドローンパイロット2名、補助1名、監視員1名
MINDECOでは当初、標高1,400mの群馬県山間部で総重量7.1トンの地熱調査における取水設備を最大830m輸送する本ミッションは、もともと100名を超す人員、もしくはヘリコプターやモノレールでの作業計画も検討されていました。
しかし、ヘリコプター輸送は高額な上、作業場所近くにピンポイントで荷物を下ろすことが出来ず、樹木伐採も広範囲で自然環境に対する懸念があり、モノレール輸送では事前の環境調査や造成工事に時間がかかって全体スケジュールにも影響が出てしまうことから、安全と環境に配慮しつつ工期とコストの削減が見込めるドローンを使った運搬となりました。
現在、山間部での送電線・基地局・ダム・法面工事など、車両では入れず作業員が荷物を担いで運ぶことも難しい現場において、運搬用ドローンの導入が急速に進んでおります。C&R社では2018年よりドローン事業をスタートし、早くから大型ドローンでの重量物運搬実績を多数重ねてまいりました。今後も業務分野や地域に合わせ、ドローンメーカーや操縦士とのネットワークを活かした運搬や点検・調査、空撮、ショーなどのプロデュースを通じて、産業の発展に貢献してまいります。
輸送の模様動画
YouTube ▶ https://www.youtube.com/watch?v=W5e0MubxbAo
U R L ▶ https://creek-drone.com/lp/lp03/
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