神奈川県立音楽堂 シリーズ「新しい視点」庄司紗矢香 音楽とことば 未来への回帰

公益財団法人神奈川芸術文化財団

2023.05.26 19:26

世界で輝かしい活躍を続ける名手・庄司紗矢香が、演劇界の重鎮・平田オリザと組んで創り上げる「新しい協奏曲のカタチ」とは……!?

若くから欧州で活躍し、広い視野で芸術を捉えて独自のレパートリーを追求してきた庄司紗矢香の、新しい挑戦です。鑑賞機会があまり多くない、ショーソンのヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏による室内協奏曲を題材に、自身のたっての希望で、平田オリザの書下ろし新作演劇とコラボレーション!またプログラム前半はオーソドックスな名曲で、庄司紗矢香や話題の若手ピアニスト ベンジャミン・グローヴナー、モディリアーニ弦楽四重奏団ら実力派の演奏を堪能できます。庄司紗矢香の「新しい視点」とは……!?

【日時】2023年9月20日(水) 18:15開場 19:00開演

【会場】神奈川県立音楽堂(横浜市西区紅葉ケ丘9-2)

【出演】庄司紗矢香(ヴァイオリン)

      モディリアーニ弦楽四重奏団

    ベンジャミン・グローヴナー(ピアノ)

    渡辺香奈/井上三奈子/大竹直(俳優、青年団/ショーソンのみの出演)

【プログラム】武満徹:妖精の距離

       ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ

       ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調 ※神奈川県立音楽堂のみの演奏曲

         * * * * *

       ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 作品21

       ※演劇「庄司紗矢香 音楽と言葉の旅『ふるさと』」とともに演奏。楽章間に3回、演劇が入ります。

        作・演出:平田オリザ 出演:渡辺香奈、井上三奈子、大竹直(青年団)

【チケット】全席指定・税込 一般 6,000円 U24(24歳以下)3,000円

      高校生以下 0円 車椅子席有(付添1名無料)

      シルバー(65歳以上)5,500円(予定枚数終了)

 ※U24、高校生以下、車椅子席は枚数限定/要事前予約/引き取り方法により手数料がかかる場合があります

チケットかながわ 0570-015-415(10:00〜18:00)ほかチケットぴあ、イープラス、ローソンチケット等にて発売中

主催:神奈川県立音楽堂(指定管理者 公益財団法人神奈川芸術文化財団)

 

 

■公演に寄せて(庄司紗矢香、平田オリザからのメッセージ抜粋)

【庄司紗矢香】

(前略)平田氏にはショーソンのコンチェルトからインスパイアされるものをご自由に書いてくださいとお願いしました。(中略)単に演奏直前にくっつけるのではなく、共作のプロセスができれば興味深いと思いました。(中略)演奏家、観客の皆様と共に、今日における芸術の意義を柔軟に考え、新たな発見、想像力の触発、あるいは芸術的な衝突や爆発、を経験できる機会を持てることを期待しています。(後略)

 

【平田オリザ】

庄司紗矢香さんと「何かできないか?」というお話があり、庄司さんの暮らすフランスと、私の住む兵庫県豊岡市を挟んで何度かのやりとりがあり、ショーソンの『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲』の楽章ごとに言葉を挟むという枠組みが出来たのは、もう1年以上前のことだったと思う。(中略)初めての試みなので、いったいどんな化学反応が起こるのか、まったく予想が出来ない。刺激的な旅が始まろうとしている。

■シリーズ「新しい視点」とは

音楽家が発信する表現のあり方、そして歴史ある音楽堂の空間で聴衆がいかに新しい音楽に出会うか、この双方向の可能性を広げるために、昨年10月に逝去した一柳慧芸術総監督の指揮のもと、2021年より、演奏家、作曲家、プロデューサーなど立場を問わず企画案を募る企画公募プログラム「紅葉坂プロジェクト」(7/1(土))と、今回ご紹介する神奈川県立音楽堂がプレゼンテーションする企画の2本柱で展開する事業です。

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