規格外野菜などを消費者リテラシーから解決する新視点のサービス「コボレナ」クラウドファンディング開始
6月1日(木)プロジェクト開始!
株式会社アノニギワイ(本社:東京都豊島区、代表:山岡優斗)は、新視点で「畑のフードロス」の解決を目指す、産直野菜のBtoB向け定期配送サービス『コボレナ』実現に向けたクラウドファンディングを、2023年6月1日(木)より開始いたしましたのでお知らせいたします。
▶クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/630913
▶コボレナプロジェクト特設ページ
https://sites.google.com/anonigiwai.jp/koborena/
産直野菜のBtoB向け定期配送サービス『コボレナ』は、「畑のフードロス」への正しい理解促進・周知から、この問題の解決を目指す試みです。野菜配布を福利厚生として検討している企業などを対象にサービスの提供を予定しています。
注目の集まる「畑のフードロス」
畑のフードロスとは、農協が物流等の観点から定める規格を満たさないいわゆる「規格外野菜」や生産の過程で間引かれてしまう野菜など流通前に廃棄される農産物の問題です。近年この問題に様々な企業が取り組み、フードロスとなっている野菜の利活用の輪が広がっています。
新視点でこの問題の解決に挑む『コボレナ』
当社もこの問題の解決に向けて、畑のフードロスの利活用を検討しました。すると予想とは違う「畑のフードロスへの勘違い」があったのです。その経験からこの問題の解決にはまず、畑のフードロスと呼ばれる農産物に触れてもらい、知ってもらうことが大事だと考えるようになりました。『コボレナ』は、農家の裁量により、畑のフードロス品を50%まで箱の中に同梱できるサービスにしています。農家の裁量に任せたのは、畑のフードロス品の生産が望まれておらず、供給が安定しないという現実があるからです。このサービスにより、定期的な配送の中で畑のフードロス品の有無や量の増減から、その時期の畑の状況を消費者が理解できるようになり、畑のフードロスがどういった問題なのか理解が広まることを期待しています。当社では、この取り組みを畑のフードロス品の利活用に留まらず、消費者のリテラシー向上という新たな視点に基づくものと位置づけています。
▲畑のフードロス品の梱包イメージ
クラウドファンディングを開始
今般、このサービスの実現に向けたクラウドファンディングを社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて開始しました。支援いただいた費用は、生産者の拡充や新規顧客開拓に利用する予定です。
「BtoB向け産直野菜、定期配送サービス『コボレナ』にご興味をお持ちの皆様からのご支援をお待ちしております。
BtoB向け産直野菜、定期配送サービス『コボレナ』
- 『コボレナ』概要
サービス名称:コボレナ
開始時期:2022年8月上旬(予定)
利用料金:未定
ターゲット:野菜の配布を福利厚生として行う事業者
利用の効果:野菜不足の解消(健康増進)
農業の理解促進(SDGs)
農業支援(CSR)
名称の由来:
市場には、出回りにくい野菜をきっかけに農業の今を知ってもらい、農と社会とのギャッ プを埋め、豊かで活気のある農業をともに作り上げていきたいとの思いから「こぼれ(溢 れ)」+「野菜」で『コボレナ(こぼれ菜)』と名付けました。
特設ページ:https://sites.google.com/anonigiwai.jp/koborena/
- 特徴「畑のフードロス品の同梱」
「畑のフードロス」に関わる規格外野菜や、市場に出回りにくい野菜、食用可能な野菜の部位などが農家の裁量で50%まで同梱されます。
<規格外野菜の例>
規定のサイズに至っていないもの、規定のサイズを超えるもの、あまりにも出来が良すぎるもの、形状やサイズがいびつなもの、見た目から忌避されるものなど
<市場に出回りにくい野菜の例>
収穫時期を逸したもの、生産過程で間引かれたもの、量の確保が難しいもの、市場で価値がつくほど浸透していないもの、農家が新規で挑戦しているものなど
<食用可能な野菜の部位の例>
ブロッコリーの葉、ほうれん草の大きめな葉、ねぎ坊主など
▲収穫時期を逸したものの例(ミニトマト)
- 『コボレナ』実施のきっかけとなった勘違い
規格外野菜を取り巻く問題を解決したい。そのためのビジネスを創る。加工や直販チャネルなどを作り販売する。そのために、さまざまな農家さんとお話をしました。「きっと農家さんは困っているはずだ」「歓迎されるはずだ」との想いがありました。しかし、実際に話を聞いて、多くの勘違いに気づかされることになります。
勘違い①「規格外農作物はたくさんあり、処理に困っている」
生産者が作りたいのは「規格に沿った農作物」です。そのために「規格外のものができないよう」努力されています。つまり出ないに越したことはない。ですから困っているとき(規格外がたくさんあるとき)というのは、うまくいかなかった一部のタイミングです。「毎月○kgぐらい出るうち、何%を買い取らせて」といったビジネスは成立しません。
勘違い②「規格外も味は変わらない」
規格外も食べることはできます。ただしおいしいとは限りません。形や姿に変化があれば味も変わります。毛並みがよくでっぷりとした牛と毛がボロボロでやせ細った牛では味が違うはずです。
勘違い③「活用は、すべての生産者に望まれている」
規格外の農作物が活用されると生産者は利益を得られる。また、畑のフードロスという問題も解決する。そのように考えていました。しかし、規格外を販売することは市場に新たな供給をすることと変わりません。場合によっては値崩れや過剰供給による離農のリスクさえある。一般の市場に売ってしまうとかえって迷惑をかけてしまう可能性があること。そのことに気づかされました。
畑のフードロスへの勘違い。そのことをみんなにわかってもらえる商材をつくれば、きっと農業も社会も良くなるはず。今、SDGsが話題となり、畑のフードロスにも大きな関心が集まっています。きっかけはSDGsでもいい。そこから畑のフードロスの真実を知り、ともに問題解決に取り組める真のSDGsを実現したい。それがこのプロジェクトのきっかけです。
クラウドファンディングについて
『コボレナ』を通じて畑のフードロスを解決するために、「生産者の拡充」と「顧客の獲得」という二つの要素に資金を充てるべくクラウドファンディングを行います。多くの生産者との協力は、多くの畑の現状を伝えることに繋がり、また多くの消費者にサービスを利用していただくことにもつながります。また、趣旨を理解していただける利用者を探すことも重要です。現在、この二つを開拓するための資金が不足しています。私たちのサービスが畑のフードロスを解決するための一歩を踏み出せるよう、どうかご支援いただけますようお願い申し上げます。
プロジェクト名:規格外への勘違いがスタート!畑のフードロスを別視点で解決するサービスを作りたい!
プラットフォーム:GoodMorning
プロジェクト期間:2023年6月1日(木)~7月15日(土)
プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/630913
株式会社アノニギワイについて
社 名:株式会社アノニギワイ
所在地:東京都豊島区南池袋2-49-7 池袋パークビル1階
設 立:2021年7月1日
資本金:100万円
代表者:代表取締役社長 山岡 優斗
事 業:産直野菜のBtoB向け定期配送サービス事業
地域特化型事業承継プラットフォーム事業
ライティング・フォト撮影
販促・プロモーション支援
SNSキャンペーン支援
URL https://anonigiwai.jp/
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