林作業の造林・造材・運搬まで山を守る林業従事者の安全システム
仲間を林業事故で死なせない為の「スマート林業安全DXシステム」
林業DX(デジタルトランスフォーメーション)
国内の林業死傷事故は全産業でワースト1
林業事故の多くは伐倒(木を切る)作業事故が全体の60%以上を占めています。
主に伐倒作業の経験不足あるいは慣れ、かかり木処理ミスや放置による2次被害など。
また、高性能林業重機普及と共に重機の横転事故や重機と周辺作業者に接触事故も増えています。
急峻な林内での作業は常に危険が伴うため、入念な作業計画と作業者間のコミュニケーションが重要です。
事前に林内の地形や樹木など現場のデータを収集し、そのデータを元に作業計画を立て作業者全員が情報を共有することで安全な作業が可能となります。
そこで林業全体の作業をDX(デジタルトランスフォーメーション)化することを考えた製品を企画開発しました。
本システムは防災システムで有名なテレネット株式会社のハザード・トーク・システムをベースにし、プラムシステムが長年研究してきた転倒衝撃検知アプリや、接近検知アプリなどを組み合わせることによりDXを実現することができます。
下記に全体の概要図を示します。(実用新案申請中)
この防災ハザードトークは、端末のカメラデータ(静止画、動画)や、IPトランシーバの会話内容を位置情報と共にクラウドで記録しグループの端末で簡単に共有できるシステムです。
A)今後の計画:本ハザードシステムで動作する以下の作業安全アプリ及びアダプターなどを開発予定です。
1)作業者同士の接近警報アプリ
2)重機と作業者の接近警報アプリ
3)ハザードシステムに接続するLPWA 920MHz通信アダプター *キツツキハンマー機能搭載予定
4)森林3次元計測システムOWL[アウル]株式会社アドイン研究所の3次元可視化データを活用。
これにより多くの現場で使えるスマート林業安全DXが構築できます。
B)山間部は携帯電話が繋がらないエリア(圏外)が多い、しかし、今後は総務省や通信企業が計画・実施している 低軌道 衛星や成層圏プラットフォーム(HAPS)などで通信可能なサービスが広く提供されることで、本装置が活用できるエリアが広がります。
その間は LPWA920MHz通信モジュールやモバイルルータWi-Fi中継機で林内をカバーします。
C)価格について
1)端末4台セット:本体、ハザードトーク標準+衝撃検知(SOS)アプリ含む=526,000円〜(税別)
2)初期費用:1Gプラン+初期登録費用=12,200円〜 (税別)注)初回使用料 1ヶ月分含む
3)使 用 料:端末4台計 11,200円〜 (税別)/月
4)オプション品:マイクイ&ヤホンなど各種アクセサリーを取り揃えています。
注)接近警報アプリは2023年10月リリース予定 *別料金
D)過去の安全装置の主な開発製品
1)ヘルメットハンマー (土木建築向け安全装置)2017年9月からリリース OEM先:仙台銘板株式会社
2)警告きつつき(プラムシステム・プロデュース林業向けキツツキハンマー)2022年3月からリリース
E)プラムシステムについて
1)1994年設立以来、第4世代の通信研究やSDR(ソフトウェア無線)を研究している大学、企業研究所へDSP&FPGA 「デジタル信号処理システム」を提案販売してきました。
2)2011年から騒音環境下安全装置を企画開始
2012年に林野庁「緑の雇用」安全具開発助成金制度で林業安全装置を試作開発
林内通信や転倒衝撃検出などの実証実験を重ねて製品化しました。
社 名:プラムシステム有限会社
代表者:松本敬吾
所在地(都区内拠点):〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17 丹生ビル2階
TEL:090-3594-1336
Mail: keigo.matsumoto@plum-syst.com
URL : http://www.plum-syst.com/
Facebook:https://www.facebook.com/plumsystem
『スペースICTフォーラム会員』
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。