トレド ~スペインに一日しかいないなら、迷わずトレドに行け~
トレドは三方をタホ川に囲まれた高台にある古都です。1561年に首都がマドリッドに移されるまで、首都として政治的、文化的に中心地の役割を果たしてきました。煉瓦色の屋根が段々畑のように連なり、迷路のような街並みは旅行風情満点の街です。
トレドは中世の街並みがそのまま保存されている貴重な古都、城塞都市です。スペインの首都マドリードからわずか70kmの距離に位置し、高速鉄道を利用すれば約30分で到着します。 特に興味深いのは、中世の街並みがそのまま残されているユネスコの世界遺産に指定されている歴史地区です。外敵を排除するかのように狭くてくねくねしている路地は世界中に多く残されていないでしょう。たくさんの住民が実際に暮らしていながらも中世の街並みを共存している、とても参考になる観光地を見学します。
「スペインに一日しかいないなら、迷わずトレドに行け」と語られるほどスペインらしさが凝縮しているトレドはマドリードから約70㌔、日帰り観光にはもってこいの場所に位置しています。古代ローマ時代から人々が住み慣れた場所で、西ゴート王国の首都でもありました。中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が絡み合い、数多くの文化的・歴史的な建造物が残されています。
城壁に囲まれたトレドの街は、狭い石畳の路地が入り組み、まるで迷路のようです。展望台から町全体を見下ろせば、頂上にアルカサルが聳え、段々畑のように煉瓦色の無数の屋根が立ち並ぶ様子がうかがえます。SNSユーザーや旅行写真家にとってはこのフォトスポットは欠かすことが出来ないので、マドリードから鉄道を使うより専用車を選ぶ方が得策だと思います。
ところで、岡山県倉敷にある大原美術館には、エル・グレコの「受胎告知」と言う絵画が飾ってあります。その作者に由来して近所に喫茶店「エル・グレコ」があります。ツタの絡まる風情と歴史のあるカフェでガイドブックには必ず掲載されています。トレドとは、そのエル・グレコが住み、最高傑作「オルガス伯の埋葬」がサント・トメ教会に残されています。必見です。
町全体が中世そのままの姿で保存されてトレドを日本語ガイドと一緒に歩きませんか?迷路のような町ですし、エル・グレコの作品についても詳しくお話しすることが出来ます。あなたのスペイン旅行に新たな発見があることと思います。
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