ウィーン・フィル 「夏のシェーンブルン宮殿無料コンサート」開催迫る!
ニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物行事で、ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われる屋外コンサート「ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート」。今年は、メトロポリタン歌劇場の音楽監督を務めるカナダ人指揮者のヤニック・ネゼ=セガンが登場。ビゼーの歌劇「カルメン」やラヴェルの「ボレロ」などみんなが知っているフランスの名曲が夜空に響きます。
5月2日からオーストリア航空のウィーン直行便が再開され、徐々に便数も増え、日本とウィーンの往来も正常化に向かっています。既にクラシックファンの方にはおなじみのシェーンブルン宮殿で行われるサマーナイトコンサートは6月8日(木)に予定されています。ウィーン・フィルと言う超ビッグネームのオーケストラが古今東西の名曲を演奏し、無料で鑑賞できるということで現地は大変な人混みになります。夏フェスなのでこのようなカジュアルなスタイルでクラシックを楽しむことも一興です。とはいえ、せっかくウィーンまで来たならば本格的なコンサートを鑑賞したいという方にチケットのお手配を致します。お勧めは6月9日(金)のロト指揮レ・シエクルによる「シェエラザード」と「ペトルーシュカ」、さらに6月10日(土)のゴッドフリート指揮ウィーン・コンツェントゥスムジクスによるモーツァルト交響曲第40番ト短調です。どちらもピリオド楽器を演奏する今話題の楽団で、ウィーン楽友協会大ホールで演奏会が開かれます。さあ、ずっとコロナ禍で我慢してきた海外コンサートファンの皆様、いよいよ動く時が来ました。良いお席の予約は、早めに専門家にお任せください。
そして6月8日(木)は音楽の都として乾坤一擲の無料サマーコンサートが開かれます。音楽好きなら何としてもウィーンに行かねばなりません!人気・実力ナンバーワンのウィーン・フィルが愉しいフレンチナンバーをギュっと詰め込んだ夢のコンサートです。物凄い大混雑の屋外イベントになりますが、ニューイヤーコンサートと並ぶほどの話題のクラシックコンサートです。
ウィーン・フィル サマーナイトコンサート
■日時:6月8日(木)20時30分開演
■会場:シェーンブルン宮殿
■費用:無料(チケット不要)
■演目:ビゼー:オペラ「カルメン」より第1組曲、闘牛士の歌、第1幕前奏曲、間奏曲、アラゴネーズ、ハバネラ「恋は野の鳥」、ブーランジェ「春の朝に」、ベルリオーズ「海賊」序曲、グノー「わが不滅の竪琴よ」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲、サンサーンス「あなたの声に私の心は開く」、ラヴェル「ボレロ」
■演奏:エリーナ・ガランチャ(so)、ネゼ=セガン/ウィーンフィル
やはり、クラシック音楽は落ち着いて聴きたいという皆様には翌日の楽友協会ホール(黄金のホール)にお越しください。ピリオド楽器を使って世界中に衝撃を与えているレ・シエクルがフランスからやって来ます。フランス対決となりますか?
ロト指揮レ・シエクルコンサート
■日時:6月9日(金)19時30分開演
■会場:ウィーン楽友協会大ホール
■費用:第1カテゴリーで22,000円程度
■演目:R.コルサコフ交響組曲「シェエラザード」、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」
■演奏:ロト/レ・シエクル
いやいやウィーンまで行ってフランスやロシアの音楽を聴くのは筋が違う、やはりモーツァルトが一番ウィーンに似合うと豪語するファンの方にはさらなる情報があります。
ゴットフリート指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
■日時:6月10日(土)19時30分開演
■会場:ウィーン楽友協会大ホール
■費用:第1カテゴリーで23,000円程度
■演目: モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番K211、ヴァイオリンのための協奏風ロンド K.373、交響曲第40番K550など
■演奏:ゴットフリート/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
このようにウィーンでの最高の音楽を音楽三昧で楽しめる時代が戻ってまいりました。
この他にもまだまだ魅力的な演奏会が目白押しのウィーンですが、
夏の風物詩シェーンブルン宮殿の無料コンサートは雰囲気だけでも味わってみてはいかがでしょうか?
普段とはひと味違ったウィーンの素顔に出会えると思います。チケットのご相談はお気軽にどうぞ。
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