日本科学未来館「ジオ・コスモス」のコンテンツ再生装置 HP-7524-Geoを納入

アストロデザイン株式会社

2022.05.31 12:00

 アストロデザイン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:鈴木 茂昭、以下アストロデザイン)は、日本科学未来館(東京都江東区)の常設展示「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」のコンテンツ再生装置として、Geo Cosmos 再生装置 HP-7524-Geo を納入しました。

 

 ジオ・コスモスは、日本科学未来館 初代館長 毛利衛さんの「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という想いから生まれたシンボル展示です。2001年の開館当時から常設されている球体ディスプレイで、人工衛星が撮影した地球上の雲の動きなどを映し出しています。今回11年ぶりのリニューアルを行い、10,362枚の有機ELパネルを最新のLEDパネルへ変更。よりリアルでみずみずしい地球の姿を映し出すためのプレーヤーとして、HP-7524-Geoを採用いただきました。新しいジオ・コスモスは株式会社電通、三菱電機株式会社、株式会社ゴーズ、株式会社GKテックの4社プロジェクトにより制作され、2022年4月20日より一般公開されています。

HP-7524-Geo 特長
・外部制御によるシームレスな連続再生
・外部制御によるコンテンツ登録
・8K、YUV4:2:2 10bit、HEVCのコンテンツに対応
・2CH、8CH  AAC音声に対応

開発担当者コメント
「HP-7524-Geoは、8Kの超高精細映像対応のH.265/HEVCコーデックを搭載した8Kコンテンツ再生装置です。HP-7524-Geo内部に保存された8K高画質映像を遠隔からシームレスに切り替えることが可能です。また、遠隔から8K高画質映像を登録/削除することも可能です。再生できるコンテンツはHEVCコーデック、YUV4:2:2 10bitフォーマット、7680×4320または7680×2160 59.94pの映像と、AACコーデック、48kHz、2CHまたは8CHの音声に対応しております。映像出力は、12G-SDI 4本にて2SI*1方式とSQD*2方式(切り替え)に対応しております。本装置は、“一切の遅延も無いシームレス連続再生”、“指定したスケジュールでの複数コンテンツ再生”を強みとしており、ジオ・コスモスにおいても栄えある地球の姿やその他のコンテンツを途切れることなく再生可能です。」

 アストロデザインはこれからも、お客様の使用環境や用途に応じた最適なハイパフォーマンスコンピューティング製品の提案を進めてまいります。

*1 2 Sample Interleave。2ピクセルをサンプルとして1組にして伝送する方式。
*2 Square Division。画面を田の字に4分割画面にしてそれぞれを分けて送る方式。

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