株式会社 日本実業出版社(東京都新宿区)は、新刊『なぜミーティングで決めたことが実行できないのか——速く確実に成果を出す、すごいやり方』(矢本 治／著)を発売しました。

前作『みんなが自分で考えはじめる｢15分ミーティング※｣のすごい効果』でミーティングの在り方を大きく進化させた、日本初ミーティングコンサルタントの矢本治氏が、今作では、メンバーの主体性と可能性を引き出し、アイデアを速く確実に具現化する｢実行型ミーティング｣のメソッドを大公開！ ビジネスシーンだけでなく、町内会やPTA活動、趣味の集まりなど、価値観の異なる複数の人の話し合いをまとめる際に役立つコミュニケーションスキルです。

※15分ミーティング＝「短い時間」に「少ない人数」で、「現場のスタッフ」が集まって意見を出し合うミーティング術。いわゆる会議とは目的や役割が異なり、形式張らないミーティングの繰り返しがチームの雰囲気や組織の風土によい影響を与え、業績向上につながっていくというもの。

決めたことを実行できないのはなぜ？

「アイデアはそれなりに出るけれど、スムーズに実行へと移せない」
「話し合いは盛り上がったのに、誰も主体的にやろうとしない」
「実行の精度が乏しいのか、思ったような成果を出せずに終わる」　……etc.

昨今、ミーティングの進行はそれなりにうまくなった一方、「実行力に問題あり」のチームが増えています。なぜなのでしょうか。

決めたことができないチームには、こんな特徴があるようです。

・毎回、同じ人ばかりが話している
・実行できない理由や言い訳を話す場面が多く、現状維持の仕事ばかりしている
・成功するかどうかが個人のモチベーションやタイムマネジメント次第になっている
・決めたことを継続して取り組んだり、問題点を改善しようとする意識に欠ける
・会話の中に「後で」「時間を見つけて」など、すぐに取り組まない発言が多い

｢成果を出すチーム｣に変わる！

せっかくミーティングをしても、成果につながらなければ意味がありません。

本書は、チームを統括するリーダーやマネージャーに向けて「実行型ミーティング」のメソッドを丁寧に解説します。

・進行役のリーダーが知っておきたいミーティングの設計方法
・ルーティンワークとのせめぎ合いになっているメンバーへの対処法
・“フワッとしたアイデア”をわかりやすくして実行力を高めるポイント
・予定どおり進行していないときに行う「軌道修正ミーティング」のやり方
・リモートメンバーがいるときに実行型ミーティングをするときのコツ　……etc.

変化のスピードが速く、先が読めない時代のビジネスは、あれこれ熟考するうちに状況がどんどん変わります。
矢本流で「実行力に乏しいチーム」を「行動しながら課題を解決させ､しっかり成果を出すチーム」に変えましょう。 

もくじ

著者Profile　矢本 治

やもと おさむ／ミーティングコンサルタント、株式会社チームサポートプロ代表

1971年広島県出身。愛媛県でホテルマンとして10年勤務後、2004年、当時低迷していた関東のブライダル・レストラン運営会社に営業部長として再生を期待され転職。衰退業界において、設備投資や人員の入れ替え、安売りをせず、社内のミーティングのやり方を工夫して売上を3年間で3倍の9億円以上に。ミーティングは業績向上だけでなく人材育成にも役立つことに気づき、手法を進化させながら社内に浸透させ、取締役での退任時の売上は６年半で６倍の18億円以上へ。

2010年、様々な業界の会社をお手伝いしたいという想いで会社を設立。日本初の「ミーティングコンサルタント」として、中小企業から一部上場企業、外資系企業まで、多種多様な業種のミーティングをサポート。「自走できる組織」に改善させることで、96％以上のクライアント先の業績向上に貢献している。ミーティングにまつわるコンサルティングのほか、従業員から役員クラスまで幅広い層を対象にした講演・社内研修、経営者・幹部候補生を対象とした私塾「矢本塾」の活動も行っており、現在では多くの門下生が全国で活躍している。著書に『「15分ミーティング」のすごい効果』（日本実業出版社）がある。

【チームサポートプロ】https://www.tspro.jp/

書誌情報

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⇒『なぜミーティングで決めたことが実行できないのか』（矢本 治/著）

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