高知県中土佐町の廃校を利用した「上ノ加江集学校」がオープン 4月21日にメディア向け内覧会、22日に記念イベントを開催

リングロー株式会社

2023.03.30 12:00

集い、学ぶ場所「上ノ加江集学校」が4月22日より開校

IT機器リユース事業を展開しているリングロー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:碇敏之、以下、リングロー)は、高知県中土佐町(町長:池田洋光、以下、中土佐町)の協力のもと、廃校利用の「上ノ加江集学校(かみのかえしゅうがっこう)」を2023年4月22日より開校します。

「上ノ加江集学校」とは

リングローでは、廃校の再利用を通じて、IT普及と地域活性化を目指す「おかえり集学校プロジェクト」を推進しています。「おかえり集学校プロジェクト」とは、廃校を活用して再び人々の集う場所を目指すと共に、IT機器を役立てて地域の方々の暮らしを豊かにしたいという想いのもと始動したIT交流施設のプロジェクトです。「上ノ加江集学校」は、高知県内では第1校目にあたり、おかえり集学校プロジェクト第15校目の集学校です。

本校は、廃校となった旧上ノ加江中学校を利用した施設で、2月1日にプレオープンし、すでに一部の事業活動をスタートさせています。ITに関する様々な相談事をはじめ「楽しむ」「働く・くつろぐ」「学ぶ」を軸として、地域の方々が気軽に集まることができる「ヨリドコロ」を目指していきます。

  施設紹介

各集学校では改修工事を順次進めており、上ノ加江集学校の改修時期は未定ですが、施設コンセプトに沿った部屋を整備予定です。

具体的には、パソコンやスマートフォンなどのIT機器の無料相談ができる『今日室(きょうしつ)』、お茶を飲みながら雑談や憩いの場としてご利用いただける『わカフェ』、集学校内の空き教室を職場としてご利用いただける賃貸教室『職in室(しょくいんしつ)』、自由に使えるWi-Fi環境や子供のための学習室などをご用意します。

プレオープン中の現在も旧職員室を『今日室』として活用し、パソコンやスマートフォンなどのIT機器の無料相談を実施しているほか、空き教室の時間利用貸し出しなどを行っています。

※以下、上ノ加江集学校校舎(上)および集学校改修例(下:兵庫県・芦田集学校)の写真。

 

  集学校で過去に開催したイベント

毎年全国の各集学校では様々なイベントを行っており、上ノ加江集学校でも定期的にイベントを開催していきます。

<長南集学校文化祭>
地元の生産者の方々との交流、手仕事、様々な体験、商品の購入等を通じて参加された方々の「楽しい」「やりがい」「世代間交流」「活性化」につながることを目標として企画された本イベントは、昨年までに計5回開催されました。各回、地域からは約50店舗の出店があり、動員数が1日あたり約1,500名にのぼる大規模なイベントです。

<子供向けワークショップ>
リングローの外国人社員と地域の子供が遊びなどを通して国際交流を図る異文化交流会(千葉・長南集学校)、2メートル四方のキャンバスに全身を使ってお絵描きをするイベント(静岡・土肥集学校)や、豪雪地帯の特色を活かした雪遊び(山形・長沢集学校)など、全国の集学校では子供向けに様々なワークショップを展開しています。

  今後の予定

メディア向け内覧会(4月21日)開校式・オープニングイベント(4月22日)を開催します。プレオープンの様子などの最新情報は、上ノ加江集学校が運営するフェイスブックやインスタグラムにて発信中です。

フェイスブック: https://www.facebook.com/kaminokae.shugakko

インスタグラム: https://www.instagram.com/kaminokae_shugakko/

 

<中土佐町について> 
中土佐町は、海岸部(旧中土佐町地域)と山々に囲まれた海抜300m以上の台地部(旧大野見村地域)の大きく2つの地域に分かれており、日本最後の清流四万十川、緑豊かな山野、青い海、土佐湾に展開するリアス式の海岸線などの変化に富む風致を備える自然環境に恵まれた町です。人口は、約6,100人。漁業の町として全国的に有名で、特にカツオの一本釣り漁が古くから栄えています。町おこしの一環として、官民共同で取り組む「かつお祭」を平成2年から毎年開催し、漁業と観光を結び付けた「カツオの町」としての戦略を展開しています。今では、高知県内でも有数の観光スポットとなっています。

<リングロー株式会社について>
2001年に有限会社リペアシステムサービスとして設立。2021年に創立20周年を迎えました。主力事業は中古パソコンの販売・修理・買取。2018年4月に販売を開始した、本体と電話サポートが無期限保証になる中古パソコン「R∞PC(アールピーシー)」をはじめ、廃校活用の「おかえり集学校プロジェクト」を立ち上げるなど、斬新な取り組みで業界をけん引しています。2023年3月現在、15校の集学校を開校。(プレオープン含む。)自治体と包括連携協定を締結し、住民のIT技術の向上や地域のDX推進のほか、空き家・空き店舗活用、ワクチン接種サポート、ドローンのプログラミング教室等の活動にも力を入れています。

 

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